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#4 ラブレター
[ラブレター]と聞いて、
うわっ。懐かしい。急に何?って思って見に来てくださった方も中にはいるのかも...。
ありがたい!!
今日の記事は、
凄く、ほっこりする話を書こうと思う。
きっと、幸せな気持ちになるよ。
仕事柄、僕は子供達と関わることが多い。
そして、多くのことを、子供達から教わる。
小学5年生のAちゃんと僕。天気は雲ひとつない、快晴だったかな。
何から、この話になったのかは、全く覚えていないが、こんな会話が始まる。
Aちゃん
[初恋っていつー?]
僕
[んー。そーだね。僕は小学3年生の時かな。その時、水泳(競泳)を毎日やってたんだけど、そこで一緒に泳いでた、一つ年上の子。本当に好きで、毎日会いたいなぁーって、泳ぐのよりも、むしろ会いに行ってたね。笑]
[Aちゃんは?]
Aちゃん
[私は、幼稚園の時。幼馴染で、家も近いんだけど、今は学校は違うの。今でも忘れられない人なんだよねー!]
僕
[そっかー!やっぱ初恋の人って、忘れられないよね。]
[今でも、その子のこと好きなの??]
Aちゃん
[今は、好きではないよ!でも好きな人はいる。]
僕
[同じ学校の子?]
Aちゃん
[そうそう!小学校2年生の時からずっと好きなの。]
僕
[えー、じゃー3年もずっと同じ子の事好きなんだね。めっちゃ素敵だね。]
[Aちゃん携帯とかは持ってるの?]
Aちゃん
[携帯は、中学生になったら、買ってもらえる。]
僕
[そっかー。んじゃ携帯買ってもらったら、その子とLINEいっぱいしたり、電話したりして、毎日寝るの遅くなっちゃうね笑]
[携帯買ってもらったら、速攻で、連絡先交換しないと。]
Aちゃん
[むりむりむりむりむりむり。話すだけでも緊張しちゃって、話しかけられないし、連絡先交換するなんて、絶対無理ー。]
[でも、本当は、一緒に映画館行って、映画とか見たいなぁーって思うんだけどね(照)]
僕
[そっかー!今度学校行ったら、映画一緒に行こーって誘お。]
Aちゃん
[....。あっでもね、ラブレターはその子に渡したんだ。直接渡すのは、緊張してできないから、お道具箱にこっそりいれてたの。]
[そしたらね。見てくれたんだよ。それで、放課後、誰もいないところで、耳元で、『見たよ。』『ありがとう。』って言ってくれたのー(照)]
[それが、凄く嬉しくて!]
これ以降も会話は続く...。
僕はこの日、凄く幸せな気持ちになった。
こんなにも、子供達は、ピュアで、毎日新しい事を経験し、どんどん吸収しているんだと。
自分が、成長の過程で、いかに、色んなものに汚されてきたか、ひしひしと感じた。
こんな、ごく普通の日常の、ひと時でさえ、そこから学びに繋がる事だって、たくさんある。
自分が生まれてから、小学校時代までの事を思い出し、本来の僕は、何に喜び、どういう人であり続けたかったのか。を考えた。
何に興味があったのか。なぜ、それをしたかったのか。自分が努力できるのは、どう言った時か。
本来の自分を見つめ直した。
誰しもが、一枚の何も書かれていない、白紙のキャンバスを持って、この世に生まれ落ちる。
そのキャンバスが完成するのは、自分がこの世に存在しなくなる、その瞬間。
僕達は、日々、そのキャンバスに、絵を描いて、完成を目指し、色付けているのだ。
子供のころは、がむしゃらに、色んな物を描いていく。興味があること、やって見たいと思ったこと。人の目なんて、一切気にしない。
自分がどうしたいかで、行動する。
[押すな!]っていうボタンがあれば、押して見たくなって、怒られたり、
初めてストーブを見たときには、なんでこんなにあったかくなるのか不思議で、近づいて触ってみて、火傷しちゃったり...
僕は、仮面ライダーになる。
私は、プリキュアになるって、自分の夢を堂々と人に言う。
でも、成長していく過程の中で、沢山の人にキャンバスを汚されたり、キャンバスに絵を書くことさえ、怖くなったりする。
[男だから][女だから][この年齢だから][私は人見知りだから][私はこんなことできる人間じゃないから][親にこういわれたから]...
こういった制限を、自分自身にたくさん、作り出してしまう。それで、新しい絵が描けなくなる。動けなくなる。挑戦しなくなる。
決して、こういった制限が悪いわけではない。それも、今の自分のを作ってる一部だ。大切にしたらいいと思う。
でも、改めて、初めに立ち返ってみるといい。本来、僕達は一枚の白紙のキャンバスを持って生まれる。
そのキャンバスは、誰がなんと言おうと、自分のものだ。誰かに奪われることも、落書きされることもない。
唯一、自分だけが、思うままに描くことができる。なんでも描いていいのだ。
つまり、自分の人生は、自分自身が、描き[こうなろう!][こうしよう!]って、自由に決めれると言うことに気づく必要がある。
そこに気づけば、必ずそれは実現する。だって、キャンバスに絵を書けるのは、自分だけなのだから。
自分の人生は、親のものでもなければ、婚約者のものでもない。友達のものでもなければ、兄弟のものでもない。
だからこそ、他人の目を、他人にどう思われるかを気にして、挑戦する事をやめる、自分の理想を求め走る事をやめるということが、いかに無意味な事なのかに気づける。
自分がどうしたいのか、その一点で考えればいい。
誰しも、それがどう言う事なのかは、分かるはず。自分の子供時代を思い返せばいいだけなのだ。今の自分が、いかに窮屈な世界で生きていて、世の中を自分自身で勝手に複雑に見ているのかが分かるだろう。
世の中は非常にシンプル!
勝手に自分が複雑にしているだけなのだ。
今もなお、成功し続けている人は、みな誰よりも子供心を持ち続けている。
有名な話だが、あのFacebook(メタ)のCEO、マーク・ザッカーバーグは、大学時代に、好きな子がいたけど、話しかけられず、仲良くなれない。だから、簡単に交流できるプラットフォーム(SNS)があればいいなぁー。
からFacebook(メタ)は始まっている。
みなさんは、挑戦することをやめてしまっていないですか?
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