【政治とは〜子供のために未来のために自分のために】
今回、自民党(公明、維新)が圧勝し、3分の2議席を取ってしまうと、確実に憲法改正の発議と軍国化が行われます。
軍国化で戦争のリスクは増大し、国のあり方がこれまでの日本とは全く変わってしまいます。
大袈裟ではありません。
庶民にかけられる諸々の税金、消費税などは更に上げられ、社会保険、年金は削られます。
事実、大企業と一部の資本家の税金は下げられています。
自民党は国民を守ろうとはしていません。
組織票、大企業と利権構造のみを守ろうとしています。
これまでの政策からもそれが明らかです。
政治のあり方を変えるのは、1人1人の気付きと、その気付きをコミュニケーションで共有すること、そしてどうあれば良いか、自らも実践する事。
人間はコミュニケーションの生物であり、コミュニケーションが退廃すると社会は崩壊します。
実際、現代社会の内実はもう既に崩壊していて、人々はその崩壊の隠蔽に躍起になっています。
キリストも仏陀も老子も孔子も、私の自然農の師も、気付きを他者とコミュニケイトして共有してきました。
政治とは、どうあれば良いのか、個と個がコミュニケーションを行う事、それが本当の政治の始まりです。
現代はどうあれば良いのか、話し合う事もなく、発信することもなく、他者に全てを任せてしまっています。
もちろん、自らがどうあれば良いのかを実践する事が基本のあり方です。
昔、宮崎の山奥の警官もいない集落に滞在しました。そこでは村人同士が本音でコミュニケーションし合い、村のあり方を常に問い直し、共有して、機能を保っていました。
コミュニケーションを放棄すること、これは政治の放棄であり、政治の放棄は、自分を他者に委ね利用され、搾取されることに繋がります。
権力者はいつの時代も民衆に暴力を振るってきました。自給自足で幸せに暮らしている人々をも制度や年貢で抑え付け、暴力によって強制的に暮らしを変えさせました。
権力は人々が無関心でいると、知らぬ間にとても大きな力に発達していくのです。
権力者にとっても権力を増大させる事は、社会的に非効率的であり、デメリットでしかなく、それは現代の資本主義構造にも当てはまります。
自然破壊、大量生産大量消費、人を変えのきく駒ように扱い、人権無視、権力者同士、資本家同士の争い、競い合い、戦争、核武装に繋がっています。
大袈裟ではなく、既にそうなってしまっています。
私たちは、人間であり、社会性を帯びた動物です。
基本は、私を治める事によって社会が治る。
その私を治める為の私の成長には、コミュニケーション能力の向上も含まれているのです。
本当の政治はコミュニケーションの事です。
コミュニケーションを放棄した政治は、政治ではなく、政治という名を使った権力統制にすぎません。
形骸化した政治を、正常な政治に戻していく為にも、一人一人がコミュニケーションによって学び合い、世の中のシステムそのものを変えていく努力をする必要があります。
1人1人のあり方が常に問われるのです。
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