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#スタートアップ

ベンチャーとしてのデットとの向き合い方に関する考察 -10Xの事例-

こちらのプレスリリースの通り、今般弊社10Xは15億円規模の借入を実施しました。 このnote執筆の背景として、(スタートアップにとってのデット調達は現時点では必ずしもシンプルで使いやすい・簡単なものではないですが*)今後間違いなく資金調達の重要な選択肢の一つとして成長していく領域と思いますので、借りる側・貸す側両ステークホルダーにとって我々の事例が少しでも参考になればと思い、今回の意思決定やプロセスの裏側を記載させて頂きます。 借入実施の理由-成長しながら同時に稼げる体

カミナシで取り組んだ6ヶ月。SaaSスタートアップのGo-To-Market 実践編

顧客に求められる素晴らしいプロダクトを作れたスタートアップは、次は何に取り組むべきなのでしょうか。 こんにちは、ノンデスクワーカー向け現場管理SaaSを提供するカミナシの河内です。 今回は、そんなお題の記事を書いていきたいと思います。 先日カミナシは数多くのスタートアップ企業が参加したIVS LAUCHPADで優勝することができました。 評価いただけた理由としてプロダクトのUIUXや市場のユニークさに加え、リリース後の約6ヶ月でリード数や受注数、MRRなど事業成長を証明

50人の壁に先手対策!スタートアップバックオフィスで経理の業務フローを構築し直した話。

「保険業界をアップデートする」というミッションを掲げ、InsurTech領域においてB2B SaaSを展開するスタートアップ、株式会社hokanでバックオフィスを担当しているともこです。経理財務、労務、総務、法務などを兼任中。 日々いかにカオスなスタートアップバックオフィスの業務を効率化し、いかに事業に貢献するか奮闘しています。 先日弊社に2人目バックオフィスが入社してくれました。オンボーディング資料としてhokan経理オペレーションの仕組みをまとめたので、noteにする

デザイナーの僕が40歳からメンズコスメのD2C事業を始める話③ 〜ブランド編〜

はじめにこんにちは佐々木です。2020年夏より、新規事業としてメンズコスメのD2Cブランドを立ち上げるまでの道のりをnoteに綴っています。 前回は、課題やコンセプトを元にどのようにプロダクトをつくっていったかを話しました。3回目である今回はいよいよ完結編、世界観やトーン、デザイン、果たしてどんなブランドになったのかを、一足早く公開します。 前回までのnoteはこちらをご覧ください デザイナーの僕が40歳からメンズコスメのD2C事業を始める話① 〜コンセプト編〜 デザ