「心のブレーキ」の外し方 を読んで~オトナの読書感想文~
【正式名称】仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー 人生を変える! 「心のブレーキ」の外し方
【著者】石井裕之 氏 【出版】フォレスト出版 2006年
※本の内容を、私というフィルターを通して解釈しています。
本紙のままの言い回しではないことはご了承ください。
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【読書目的】心のままに生きる、とすれば、どんなことを心にとどめるべきかのヒントを探す
【定義・本の中での用語】
心のブレーキ:すべての人が心の中に持つ、潜在意識の現状維持メカニズム。目標達成や頑張りがうまく行かないなどの原因。
※私の解釈:そのまんまでいたい、変わりたいに対する天邪鬼システム
【心に残った部分と解釈1】付属CDでの、誰にどのように思われても、自分が伝えられることを伝えることで、誰かの助けになる。
※自分は完璧じゃない。それでも、発信することで、誰かの助けになる、という場合もある。自分のこと、自分の感じたこと、自分の知っていること… 発信していくことが、どこかで誰かのためになるかもしれない、と思えた。
【心に残った部分と解釈2】あなたの中の、たくさんのあなたに気を配る。一気に成長する。
※自分が変わる、成長するためには、外見、ビジネス、内面など、自分の中のすべての自分が変わっているイメージ。こうだと成功する。まるで、自分の中の集合意識がすべて成長しているイメージ。もしかすると、自分の見方がプラスに変わることで、全体の成長を促していくことと関係しているのかもしれない。
【心に残った部分と解釈3】迷ったら「イエス」といってみること。もしかすると、「うまくいったかもしれない」と、選ばなかった選択肢にずっと期待してしまう、答えがでないうちも、ずっと潜在意識は働き続ける。意識は考えることをやめても、潜在意識はずっと稼働してしまう。潜在意識はずっと答えを求め続ける。「うまくいったかもしれない」という来ない現実のために…
※迷いに関して考え続けることは、ずっと自分を迷わせることになる。また、そのクセをつけてしまう。決断しないこと、迷い続けることは、自信を失う原因にもなる。「ダメだった」という結果のほうが、潜在意識には重要。ちょっとでも魅力的に感じたら、「イエス」。調整は後!
【心に残った部分と解釈4】ウソはウソであるがゆえ、現実との間の差がない。フェイク・イット!
※確かに、現実化する前のものは、どんなことでもすべて、現実ではない。現実でもないものをすべてウソというのなら、フェイク・イット! 目標を実現した自分がふさわしい○○をする。そう決断することから、脳をだます。
【心に残った部分と解釈】私の魂を感じ取ってもらうために、この本を手に取ってくれたのなら、この本に終わりはありません。(中略)この本を開き、周りの人たちに感謝できる素直さを思い出してくれることでしょう。(中略)潜在意識には、時間も空間もないのですから。
※本から学ぶ、ということは、著者が何年もかかって体験、実感してきたものをいただく行為。それを活かし、実践することは、その人の魂とつながること、ともいえる。素直に学び、実感することは、時と空間を越えて、自分の理想と、社会の理想とつながる方法なのだと、感じられた。
【目的に対する返答】心にとどめるべきことを私的にまとめると、「考えるより、行動し、魅力を感じたら、それを動機にすること。結果の出ていないことは、少しでもプラスと感じられたら、迷わずイエス、という。
【今後使用したい内容】自分に対してイエスという、自分を信じる、自己肯定感や自己決定感を増幅していくことも必要なようだ。より、基準を意識するために数値化したり、日常に幸せを感じたり…
自分自身の考えを疑わず、学び…
実践をしていくことで、自分の心のままに生きていくことができるのだ、という考えにたどり着いた。
※ここで、実践とは、改善も含んだ、感謝を行動で体現することにもつながる。
これからの人生において、実践の価値観があがる、そんな本になった。
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