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移住地を探せ! 「真鶴に行ってきました!」

1月15日(土)真鶴町に行ってきました。

2拠点移住を目論む私の移住先の有力候補が「真鶴」で、        
なんと今回で3度目です。

94歳の父と88歳の母が近くに住んでおり、私はその見守りがてら     
両親の家の2階の「オフィス?」に毎日自転車通勤(3分位)をしています。  
早期退職し個人事業主になった理由の一つが「親の見守り」のため、
いきなりの「完全移住」という訳にはいかないので、
まずは「2拠点移住」をしてみようと考えました。
せっかくほぼほぼフルリモートワークになっているので、
「週末だけ行く別荘」ではなく「1週間毎に働く場所を変える2拠点移住」
とかならアリかなと思った次第です。

昨年から「千葉県白子町、館山市、南房総市、神奈川県三浦市、横須賀市、
真鶴市、静岡県熱海市、伊東市」と我家から車で2時間圏内の海沿いの街
を、夫婦で仲良く?小旅行がてら巡って候補地探しをしています。
候補地の要件は、当初「できれば課題を抱えている小都市」かつ
「空家のやっすーい物件に住む」だったのですが、
思いがけず2拠点移住に乗り気になってくれた妻(写真・後ろ姿)の
「海を見ながら仕事がしたーい!」の声に引きずられる形で、
すっかり「海の見える物件探し&不動産屋巡り」に変わってきています。

そんな中「なぜ真鶴が有力候補か」というと、いくつか理由がありまして、一番大きな理由は「妻がビビビッときてしまった」ということです。
何でも本人は自分は「鶴」に似ているという「変な自覚」があるらしく
「≪真の鶴≫という地名がいい!」と感覚的に気に入ったというのです。
もう一つの理由は「真鶴町の人が親切」で、初めて真鶴を訪れた時、
真鶴岬で3度も通りすがりの町の人に「写真を撮りましょうか?」と
声を掛けられました。
そして撮り終わると皆さんが「真鶴いいところですよ」と言って立ち去って行ったことから、町の人の「親切心と真鶴愛」を感じて
何だか気持ちが暖かくなった覚えがあります。
最後に今日の本題でもありますが、
真鶴がとても「霊験あらたかなパワースポット」ということも、
有力候補地の理由の一つです。

真鶴岬の手前に、立派な大木が生い茂る「お林」があるのですが、
この「お林」は明治維新以降、皇室御料林となったため、
しばらく一般の人は立ち入ることができず、見回り人により大切に保護
されてきたという歴史がある皇室ゆかりの地でもあります。
(なので「林」ではなく「お林」)
そんな「お林」のある真鶴岬は貴重な観光スポットというだけでなく、
聞けば誰でも行きたくなる「パワースポット」でもあります。
怖いくらいの偶然なのですが、私は昨年10月から「地域プロジェクトマネージャー養成課程」というものを受講していまして、その卒業課題として「加賀市に政策提言」することになっています。その関係から昨年末、視察も兼ね加賀旅行に行きました。旅行では橋立漁港でカニを食べ、そのすぐ先にある「加佐の岬」にも行ってきたのですが、この加佐の岬と真鶴岬がなんと「日本三大霊山と一直線でつながったパワースポット」だったのです。
岬の突端が本州で最も西に突き出た加佐の岬と、同じく最も東に突き出た
神奈川県の真鶴岬。地図上でこのふたつを直線で結ぶと、
線上には白山、御嶽山、富士山という日本三大霊山が並び、
通称「パワーライン」と呼ばれているそうです。
日本海の荒波に向かい無限のパワーを秘めているかとも思える加佐ノ岬も、近年パワースポットとして注目を集めているようです。
確かに白亜の灯台と海辺の散歩道が続く岬には、
やさしく凛とした"気"が漂っていたような・・・。
岬から眺める広大な海を見渡すパノラマ風景も圧巻でした。https://ishikawa.fun/29453.html

よもや、その日本を横断した2つのパワースポットをほぼ同時期に巡っていたとは・・・?
何か縁と言いましょうか、
運命めいたものを感じてしまうのも無理からぬところかと。

そんなこんなで現在「真鶴町」が私の2拠点移住先の有力候補になっているのですが、残念ながら事はそううまく運ばず、
思うような物件になかなか巡り合えません。
新型コロナがはやり始めて以降「海沿いエリア移住バブル」が発生し、
私がこれまで巡ってきたような海沿いの町はどこも移住者が増えており、
不動産物件が想像以上に売れていて、今はその端境期で売り物が減り価格が高騰しているようです。
真鶴町は幸運にも?その影響をもろに受け、現在不動産物件が全く出回っていないとのこと。人口7200人程の真鶴は元々物件数が少なく、
早くに「海の見える物件」は売れてしまったとのことで、
不動産屋の方が「なんで真鶴がこんなに人気なんだろう?!」と
嬉しい悲鳴を上げていました。

私の場合、移住は必要性に迫られているわけではないので、
焦りのようなものはありませんが、とはいえ
「一度いいと思うと人は欲しくなるもの」で変な欲に引きずられて
「バブルに踊らされない」ようにしたいと思います。
もしかしたら日本中?(ひょっとしたら世界規模?)で
「都市から地方に人の移動」が加速し始めているのかもしれません。

「コロナの光と影」の少ないながらも「光」の側面でしょうか。

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