【ただのメモ39】「Think Clearly」読書メモ⑨

不要な心配ごとを避ける

・くよくよ思い悩むのは、本当の問題から気をそらすための逃げ道
抽象的な問題に逃げ込んで、現実の問題に向き合うのを避ける
慢性的な不安を抱えてしまうと、間違った決断をしやすくなるばかりか、病気になってしまうこともある
客観的に見れば、不安を覚える必要性など何もないのに。

・「不安」に対する具体的対処法3つ

①「私の心配ごとメモ」というタイトルをつけたメモ帳を用意する
例えば、1日10分と時間を設け、気になっていることや漠然とした不安などちょっとしたことでもすべて書き留める。毎日新しいページを使って書く。
そして、週末にその週に書いたことをすべて目を通し、次の助言を実行する

「ある心配事が頭から離れなくなっていることに気づいたら、それについてわざと必要以上に考え込むのが一番いい。そうすれば、病的な心配事は頭のなから自然に消滅してしまう。」

それでも消えないものだけが、本当に危険で対応が必要な問題ということになる。

②「保険」をかける
保険の真価は、損害が発生したときの金銭的補償にあるのではなく、保険の有効期限は心配事を減らせるという点にある。

③「仕事」に精神を集中させる
仕事は、心配事から気をそらす最良のセラピー。
仕事への精神集中や仕事で得られる満足感は、瞑想よりずっと不安の抑制に効果的。


性急に意見を述べるのはやめる

・答えを発信する際に犯しがちな間違い3つ

①自分が興味のないテーマにも意見を述べてしまう
興味のないことに対する意見にはフタをする

②答えられない質問にまで発言してしまう
次に株式市場が崩壊するのはいつか?など誰にも答えられない質問にまで、意見を噴火させてしまわないように注意する

③複雑な質問に性急な答えを返してしまいがち
質問が複雑な場合は、特に「即座に直感で答えを出す傾向」にあり、意見を評した後になってようやくあたまで理性的に考え、自分の立場を裏付ける理由を探し出す。
直感による答えの判断は、
非常に速く単純で、一面的で、
「ポジティブ」か「ネガティブ」か、「好き」か「嫌い」か
の二択しかない。
常に意見を持たなければならないという呪縛がなければ、精神的にリラックスでき、平静な心になれる

質問に「わからない」と答えていい
「意見はない。そのテーマは私の『複雑すぎる質問用』のバケツに入っているからね。」
ありとあらゆることに意見を述べなくていいのは、とても解放感がある。
恥ずかしがらなくても、意見がないのは「知能の低さ」の表れではなく、「知性の表れ」である。
現代が抱える問題点は…
❌情報の過多
意見の過多

プライベートやビジネス上で述べる意見で本当に必要なのは、
ほんの1%程度。

書きたいと思うことを書いています!😉 誰かの何かの役に立ったらとても嬉しいです😄 これからも頑張って記事を書いていきます!💪