【ただのメモ41】「Think Clearly」読書メモ⑪終

自分を重要視しすぎないようにする

・「自分を重要視する度合いが低ければ低いほど、人生の質は向上する」理由３つ

①「余計な労力」が必要になる
信じられないようなサクセスストーリーを披露したり、有名人としりあいでもあるかのような自慢話をしたりして、注目を浴びようとするのをやめる。

②「自己奉仕バイアス」に陥りやすくなる
何かの目標に到達するために何かを行うのではなく、自分をよく見せるために行うようになる。
自分を重要視する人には、自分の知識や能力までも「過大評価」する傾向があるため、結果的に、重大な判断ミスも犯しやすくなる。

③「敵」をつくってしまう
自分を重要視する人は、同じように自分自身を重要視している他人を許容できず、彼らを過小評価する。周りを低く評価しておかなければ、自分が重要な存在だという意識を保てないため。

⇨エゴは意識的に抑えたほうがいい

・多くの人は「謙虚でいると損をする」と考えている。他の人にいいように利用されると感じてしまう。
⇨実際はその逆で、本音を出しすぎず、約束したことを守り、自分自身の信条に従った行動をとっていれば、謙虚であればあるほど尊敬される。
そして、自分自身に対して正直であることが重要。

自分の人生に集中する

　科学技術において、個々の研究者の存在はさほど重要ではなく、発見されるべきものはすべて、いつか誰かの手で発見されるもの。
　企業が突出した業績をあげたとしても、それはCEOの功績というよりは、市場全体の動向が有利に働いたおかげである場合が多い。

⇨誰かを「偉人」として持ち上げるのは控えたほうがいい。もし、自分自身がその座にまつりあげられそうになったときには、謙虚でいる。

・自分がどんなに優秀でも、世界全体の構造から見れば、さして重要でも不可欠でもない、取替可能な存在であるから、本当に重要な役割を担っているのは、自分自身の人生に対してだけ。
⇨自分自身の人生に集中するべき
責任ある重要なポジションについたときは、与えられた役割を完璧にこなすようにする。

内なる成功を目指す

・「内なる成功」とは、、、
心の充実や平静さを手に入れること。
平静な心を保つのは、幸福な人生を送るためのもっとも有効な手段のひとつである。

成功とは、
最高の自分になるために全力を尽くした後に
得られる、心の平和