【ただのメモ38】「Think Clearly」読書メモ⑧

「尊厳の輪」をつくる

・「尊厳の輪」とは・・・
どんな事情があろうとも妥協できない、個人的な優先事項や主義の明確な領域をいう

・「尊厳の輪」が守ってくれる3つの危険

①より筋の通った論理

どんな事情があっても譲れないマイルールの「境界線」を、しっかり知っておくことが自分の幸せにつながる

「尊厳の輪」の中にある主義主張に筋道だった論理は必要ない

→輪の中の論理に合理的な説明がつけられないのは絶対条件ともいえる。
もし、論理的に構築してしまうと、誰かがより筋の通った論理で、あなたの優先事項や主義や信念を台無しにする危険に、常に脅かされなければならないから。

「尊厳の輪」小さいままにしておく
→輪の中に入れるものが少なければ、自分の信念に対してきちんと責任を持ち守りやすくなる。
ただし、自分の信念を貫くために、他人を失望させることは避けられないことを覚悟しなければならない。「尊厳の輪」を構築するための代償。

②自分の信念を脅かす危険

自分の中にある「信念」を外に向かって発信しなければ、次第に操り人形になっていく
→ほかの人々の目的に合わせて都合よく動かされるようになり、遅かれ早かれ自分は消えてしまう。闘うことも肉体的な苦難を乗り切ることもできなくなり、意志の力も萎えていく。外面的に崩落してしまった人は、内面まで崩壊してしまう。

私たちの「尊厳の輪」への攻撃は、ほとんど気付かれないほどひっそりと日々行われている

もっとも不快に感じる攻撃は肉体的なものではなく言葉によるもの
⇨言葉で攻撃されることがあったときの対抗策は、ミーティングの場などで悪意ある言葉であなたを攻撃する人がいたら、その人に、その発言をもう一度繰り返してもらう。するとほとんどの人が負けを認めるはず。

「尊厳の輪」の中にあるものを守るための闘いで、優位を保つことが重要
⇨攻撃してくる相手をできるだけ手こずらせる。
問題になっているのが自分にとって大事なことである場合は、できるだけ長く主導権を握るようにする。
自分が折れなければならなくなったら、相手にできるだけ高い代償を払わせるようにすればいい。

人間の信念は途方もない力を秘めていて、その力がよい人生の鍵。
さまざまな攻撃から信念を守るためにも「尊厳の輪」は強化しておく。

③悪魔との契約

「尊厳の輪」の境界がはっきりしていなければ、魅力的な取引やオファーの申出がある度に新たに決断をしなくてはならない
そういったことを続けていると、膨大な時間を無駄にするだけでなく、自尊心や評判もだんだんと蝕まれてしまう。
⇨自尊心や評判が蝕まれると、その後に持ち込まれるオファーに対しても抵抗力がなくなっていく。
「尊厳の輪」ができていないと、終わりのない悪循環に陥ってしまう。

経済の論理によるウイルスを、自分の価値基準の免疫システムに入り込ませてはならない
⇨魂を売り渡した後も無傷いられるなどということは、実際滅多にない。

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