【ただのメモ35】「Think Clearly」読書メモ⑤

自分の向き不向きの境目をハッキリさせる

「能力の輪」を意識する
世界を完全に理解している人はいない。人間ひとりの脳で理解するには複雑すぎる。一流教育を受けたとしても理解できるのはほんの一部にすぎない。
人間は、自分の「能力の輪」の内側にあるものはとてもよく理解できるが、「輪の外側」にあるものは理解できない、できたとしてもほんの一部

・輪の境界がどこにあるかをしっかり見極めることが大事
金銭的な成果だけではなく、感情的な成果を得ることができる。
自分は人より抜きんでた能力を持つ分野があるというお金では買えない自信、
仕事上の承諾や断りをする判断にかける時間の節約、
自分に相応しくない仕事のオファーを断ることができる

・自分の「能力の輪」を広げたくなる誘惑
むやみに広げるのはやめたほうがいい
人間の能力は、ひとつの領域から次の領域へと「転用」が利くわけではない

・「能力の輪」の形成に必要なのは…
①「時間」
とても長い時間がかかる
②「執着」
執着は良い方向に働くときもある

・ひとつでもすばらしい能力があれば、欠点がいくつあっても帳消しになる
能力の輪の内側なら、予想外の出来事・間違った思い込みや考え違いに対して適切な対応措置がとれるし、従来の慣習を打ち破るようなリスクを冒すこともできる
⇨「自分に不足している能力」に不満をかんじるのはやめる


静かな生活を大事にする

脳は「短期間に一気に状況が変わるような展開」を好むようにできている
何かがピークに達したとき・どん底に落ち込んだとき・急激な変化・世の中が騒然とするようなニュースなどに大げさに反応するが、
ゆったりとした展開にはほとんど気づかない
⇨「何もしない」よりは「している」ほうを、
「思案する」よりは「せっせと働く」ほうを、
「ただ待つ」よりは「積極的に動く」ほうを高く評価してしまう

長期にわたる変化を認識できない私たちの脳は、長期にわたっておこる飛躍的な変化を感じ取ることもできない
⇨「長い時間をかけて一貫して何かに取り組んだほうが、大きな成功が得られる」

「何も優秀である必要はない。他の人間よりもほんの少し賢くあればいい。ただし、長い長い期間にわたってね。」by チャーリー・マンガー


天職を追い求めるのはやめる

・「誰にでも天職があるはず」という考え方に潜む危険は…
天職を追い求めるあまり、自分自身と自分のしごとを重要なものとして捉えすぎてしまうこと
⇨天職を見つければ幸せになれるというのは、空想にすぎない

・成功や成果といった「アウトプット」ではなく、
行為そのものや作業といった「インプット」に重点を置く

・実際の自分の能力に基づいて仕事を選ぶ
「得意なもの」と「好きなもの」は同じであることが多い
才能をほかの人々が「高く評価してくれること」

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