見出し画像

オンライン留学なんてしたくなかった

こんにちは。

今回はオンライン留学を決断したわけを話します。
前回の記事『オンライン留学のメリット・デメリット』でも書いたように、今までの現地に行く形の留学と比べると、オンライン留学はやはり見劣ってしまう要素が多いですが、そのなかでもどうして自分が最終的にオンライン留学を決断したのかを書いてみます。

私がオンライン留学を最終的に決断したのは2020年9月の中旬です。なんと留学開始まで2週間を切った時点でした。ギリギリすぎ(笑)それまでずっと、「一年遅らせて4年次の秋からいくべきか、オンラインという形にはなってしまうが予定通り留学を開始するか」迷っていました。


理由①:一年待っても必ず渡航できるようになる保証がない

直前に書いたように、私はギリギリまでオンライン留学にするか、今まで通りの留学が出来るようにと信じて一年待つかずっと悩んでいました。ただ、コロナウイルスが一年後にまだ収束していなくて、一年待ってみたものの結局オンライン留学となるのが自分にとって最悪のシナリオでした。そのリスクは負えないなと感じました。そもそも4年次の秋から留学に行くというのは、就活などを考えるといろいろと不便でもあります。なので結局オンライン留学をすることにしました。まあ、一年も経てば、海外旅行は無理でも、留学のための渡航なら可能になっている気がしますが。。。


理由②:奨学金を逃したくなかった

今回の留学に当たって、留学先の大学の学費免除(私の場合交換留学ではなく、日本の大学を休学して行く留学なので本来は学費の支払いが必要)+毎月の生活費(日本円で月3万程)を支援して頂ける奨学金に受かっていました。しかし当然ながらその奨学金は2020年秋~の留学に対しての奨学金であり、留学を来年にすると新たに奨学金の審査等が必要となり、来年もその奨学金に受かる保証はもちろんありませんでした。


理由③:大学のゼミ

私は大学でポーランドの言語文化について扱うゼミに所属しており、そこでは卒論を書くにあたって文献を読むためのポーランド語力が要求されます。しかしながら特別優秀なわけでもない私にそんな高度なポーランド語力はまだ備わっていません。そう考えると、4年生になり本格的に卒論に着手する前に留学を挟みポーランド語力の向上、さらには卒論のテーマ集めをする期間が必要であると考えました。


まとめ:もう考えるのがめんどくさくなった

そうです。思考放棄です。コロナ禍において数週間、数か月後の世界がどうなっているかなんて誰も分かりません。

コロナは暖かくなったら収まる。今のNYは2週間後の東京だ。ワクチンが今年中に完成すると思ったら、やっぱり問題が発生する。第2波、第3波、、、第n波がいつ来るかわからない。インフルとコロナのツインデミックが発生する?!etc...

前提条件を立て、それをもとに留学に行けそうか判断する⇒その前提条件がすぐに崩壊する。⇒新しい情報をもとに前提条件を立てなおす。⇒それをもとに留学の判断をする。⇒結局その前提条件が崩壊する。

「少しでも今まで通りの形で留学に行ける可能性はあるのか?」ずっと上のように様々なことを仮定して、模索していました。しかし、『絶対』が存在しないコロナ禍において一年先を見通して留学のことを考えるのは無理です。いちいち考え直すのがもう無理でした。ものすごいストレスでした。だから結局はもう考えるのが嫌になって、もうオンライン留学でいいやって思った自分もいました。オンライン留学することを決めてしまえば一年後の世界がどうなっているかなんて正直どうでもいい(笑)
ただ渡航が可能になり次第現地に行くつもりなので、なるべく早く収まってほしい。

行雲流水。あーだこーだあがいても無理なものは無理なんだなと。

どうしてもまた行きたくなったら機会は他にもあるはず!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?