浪本浩一

アートディレクター、グラフィックデザイナー。 株式会社ランデザイン 代表。 さまざまな分野の人たちや現場の方々と共に、もの・ことを創造しています。

浪本浩一

アートディレクター、グラフィックデザイナー。 株式会社ランデザイン 代表。 さまざまな分野の人たちや現場の方々と共に、もの・ことを創造しています。

    最近の記事

    ソーシャルデザイン実習の取り組み

    成安造形大学で受け持っている3年生の授業に「ソーシャルデザイン実習」があります。この実習は、これからのデザイナーに求められることは何か、デザインのスキルを社会にどう活かすのかを考えるための授業だといえます。 以前にもnoteでご紹介している発達障害児の自立支援塾「ななつ星」の髙橋智子さんに特別講師として関わっていただき、これまで2020年後期、2021年前期・後期と3回授業を行いました。 ソーシャルデザインの授業がはじまった背景 2022年春から高校の授業で「公共」がはじ

      • 誰でも迎え入れるための場、イタリア・アレッサンドリアの「地区の家」

        2019年10月13日〜20日、ローマ在住の批評家、アーティスト 多木陽介氏により企画 / コーディネートされた「イタリアンデザインの源流『プロジェッタツィオーネ』について考える」(メビック扇町主催)に参加しました。 研修場所のひとつ、アレッサンドリアにある「地区の家」について帰国後に書いたレポートに、基本情報を加筆したうえで掲載します。内容はコロナ禍以前の情報ですが、日本でも地域社会へのまなざしは当時より意識されているように感じており、レポートを共有しようと考えました。 訪

        • 言葉で考える。論理的思考とデザインと広告脳と

          この数年、クリエイティブディレクター・コピーライターの田中有史さんと一緒に活動することが多くなりました。私が講師を務めている大学で、「広告演習」という授業を受け持つことになり、特別講師としてお願いしたのが関係のはじまりです。それは広告の世界の第一線で長年活躍されてきた田中有史さんの知見が必要だと思ったからです。 授業に向けての打ち合わせで、田中さんはこう言われました。 「広告におけるコンセプトは、クリエイティブのスタート地点であり、仮説の着地点でもあり、思考途中のチェックポ

          • “見指忘月” (指を見て月を忘る)

            こんにちは。 グラフィックデザイナーの浪本浩一です。 50歳になったのを機に何か新しいことをはじめようと、noteをはじめることにしました。 とはいえ、たいそうなことを書こうとすると続かないことは明らかなので、あくまでノートにメモるような感じで。 ではなにをメモろうか。毎日のデザイン活動の中での、ひととの関わりで感じたいろいろを書いてみようかな。 ということではじめたいと思います。 私の事務所があるビルは、まちライブラリーの発祥の地。その3階に、発達障害児の自立支援を行っ