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【日記】長いしきたり 2020/01/14

葬儀のために6:30のバスに乗り、水戸駅へ。水戸駅から茨城空港へ。神戸へのフライト。9:45着。会場まで1時間。

思っていた家族葬よりも少し多い参列者。家族とはバツが悪いので居心地はよくない。

式が始まる。

キリスト教なのでお焼香などはない。よかった。

それにしてもこの形式、長い。身内の葬儀なのに、大切な人とのお別れなのに、それでもダラダラと長く感じる。バチ当たるかな、いやでも本音だ。

父は他人のお葬式に絶対に行かない人だった。

死んだら何も分からない。という考えの持ち主。

その本人の葬儀に、人が集まり、歌を歌い、本人と会ったこともない牧師さんがお言葉を述べる。

遺影の笑顔が、「いや、もうそんなんええから」と言っているようで、笑いそうになった。

葬儀中、聖書とか、挨拶とか頭に入れずに、父のと会話を楽しんだ。

本人のためなんかじゃない。

見送る側のためだけにやる古いしきたり。それがお葬式。


それぞれ自分なりの送り方、それぞれ個別に故人を想えばいい。

そう思ってしまうのってやっぱり冷たいかな。

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