「10年後も今の働き方をしていたいですか?」目から鱗の働き方指南書。『NO HARD WORK! 無駄ゼロで結果を出すぼくらの働き方』 +BOOK PROJECT Vol.1
今日の一冊
※当選者確定のため、本書のご応募は締め切りました。
ーーーーーー
「NO HARD WORK! 無駄ゼロで結果を出すぼくらの働き方」
ジェイソン・フリード&デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン
久保美代子 訳
早川書房
目次
・はじめに
・大志は抑えて
・自分の時間を大切に
・組織文化を育てる
・プロセスは解体する
・ビジネスに力を入れる
・おわりに
ーーーーーー
「10年後も今の働き方をしていたいですか?」にドキッとしたら読んでみてください。目から鱗の働き方指南書。
前職の会社では社長から「四当五落」で仕事しないと一人前のビジネスマンにはなれないと叩き込まれました。まあ昔の受験用語で、
(四時間睡眠で頑張れば合格で、五時間も寝ると不合格)
という、とんでもない言葉なんですが、愚直にそれを守ろうとした結果、仕事でも成果を出せず、最終的に鬱になりました。。。今考えるとバカな話ですが、意外と笑えない人も多いはずです。
働き方改革という言葉だけは広まっていますが、実際はどうなんでしょう。ただダラダラと長時間労働して、男性が家事や育児をしない。パートナーである女性は仕事もこなしつつ、家事や育児を全部請け負い、心身ともにはボロボロ、、、。まだまだそんな働き方で苦しむ方は多い。
でもそれって、全ては社員を大事にしない経営者の問題ですよね。
そんな働き方を迫る会社に優秀な人材は残るはずもないし、長期的にみてもマイナスしかない。そろそろ個人の働き方を抜本的に変わる時なんじゃないでしょうか。
それでは、赤ペンチェックを見ていきましょう!
本書の赤ペンチェック
つまらない用事を減らすことだ。生産性をあげるのではなく、無駄をなくすことだ。邪魔が減れば、ずっと抱えていた不安が消え、ストレスを減らすことができる。
ストレスは仕事の場だけにとどまらない。あなたの生活に入り込み、友人や家族や子供との関係に影響を及ぼす。
カームとは、みんなが独立していて、相互依存が少ないこと。
「がんばれ」というのは、助言としても間違っている。1日が始まって14時間を超えると重要なヒントやひらめきはわきにくくなる。創造性や進歩、斬新なアイデアは力業では生まれない。
子供と遊ぶ時間を取っても、起業家として成功できる。
比較は喜びを半減させる
外科医で4冊のベストセラー本の著者アトゥール・ガワンテは、メールやミィーティングでスケジュールが埋め尽くされないよう、ふいに入る重要な仕事のために自分の時間の25%を確保している。
1部屋に8人集まって1時間会議したとすると、そのコストは1時間ではなく8時間になる。
最近、3時間か4時間、何の邪魔も入らない自分の時間や仕事の時間を持てたことがあっただろうか?
いかに作業を少なくできるか?どれだけ省略することができるか?僕らは「すべきことリスト」ではなく「すべきではないことリスト」を作る。
さらに悪いのは、常に職場にいていつでも用を頼めて、いつでも働いているからという理由で、ある種の人々を経営幹部たちが「勤勉な人」と評価すること。
いい会社では、そこで働いている人々は、まともな時間にラップトップを閉じて、それぞれの家族のいい夫や妻、親やきょうだいや子供に戻ることができる。
足を踏み入れたことのない仕事で、簡単に成果を得られると軽はずみに言い切るのは、その仕事のことを何も知らないと告白しているのと同じだ。
僕らは皆、習慣の奴隷だ。すっかり慣れきったサイクルを壊すには一定期間のリハビリが必要だ。
率先して毎晩たっぷり8時間眠ろう。その時間は無駄にはならない。長い目でみれば、仕事より睡眠の方が大切だ。
幸せと生産性の源泉は、安定した仲間と働くことだ。僕らの会社が少ない人数で多くのことを成し遂げられる鍵は、まさにここにある。
今の働き方は、10年、20年、30年後にしていたい働き方だろうか?そうでないなら「あとで」ではなく、今すぐ変えるべきだ。
「睡眠時間を削って頑張る」って自己満足で頑張ってる感はありますが、中長期的に見て、健康面や集中力、ひらめきやメンタルヘルスを考えても絶対間違ってる。
昔からそうだから、、という慢性化してしまった考え方を変えて、家事や育児、自分のために時間を使いましょう。悪習慣を断ち切るのは「今」です!
この意識をできるだけ広めたいので、強くオススメ。ぜひ読んでみて下さい。
今日の「1BOOK 1ACTION」
この本のご紹介(すぐ読みたい方はこちら)
プレゼント応募方法
※当選者確定のため、本書のご応募は締め切りました。
ありがとうございます!サポート不要です。もし少しでもお役に立てたなら、いいね!とかシェアしてもらえるととても嬉しいです。