【家が欲しい。本当はいらないけれど。】
「下の方から苦情がきてまして。小さいお子さん。男の子2人ですよね？元気なのは仕方ないんですが、足音、走り回ったりされてます？特に21時過ぎてからはちょっと・・・」
日曜の朝に不動産からの電話。下のご夫婦からのクレームがあったらしい。
これでもう3回目か・・・
申し訳ない気持ちはもちろんある。足音だけじゃない。6歳なりたての長男も、イヤイヤ期に突入した2歳なりたての坊や共々、大きな声を出したり、泣いたりすることもある。
毎日毎日口すっぱく彼らには伝えてる。下の人の迷惑になるから静かにね。と。足音出さない！大声出さない！年間何千回言ってるだろうか。その度に親としての至らなさに情けなくなる。
何度かに一度は「静かにしなさい！！」と声を荒げてしまうことも。ということは、家族全員がクレームの対象なわけだ。
「もう家が欲しい」
何度かママに言われた。そうだよね。皆でストレスを抱えている。
家なんかいらない。この世の中の流れの中で、所有するなんてありえないとすら思ってる。
でも、欲しいかもしれない。仕方なく。
もうこれ以上、家族みんなで我慢するのも限界だし、もうこれ以上、元気盛んな子供を押さえつけ過ぎたくない。
△
家族大歓迎！的なファミリー向けのうどんチェーン店に行った。
2歳前の次男坊がイヤイヤ発生して、ギャン泣き。眠いのか、遊びたいのか、お腹が減ったのか。スマホを見せたり、遊んだり、お菓子を出したり、絵本を読んだり、、、ママとパパであれこれやるも解決しない。
何度も何度も抱っこして店の外に連れ出す。お散歩して気がまぎれたかと思ったら、やっぱりお店に入って泣きわめく。
何度目かの散歩から戻ってきたら、店員に言われた。
「他のお客様の迷惑になりますので、あやしたりしてもらえますか？」
クレームが入ったんだろう。他のお客も店員さんも、僕たちがどれだけ泣くのやめさせるために努力してたかなんて1mmも見ていない。
子供が泣きわめいているのに、何もしない親にうつったか？
「もう、出よう。」
ほとんど食べてもないのに、レジで普通にお金を請求してきたあの店長を絶対に忘れない。
「いえいえ、最後までどうぞお召し上がりくださいね」って言ってくれなかったあの店員を絶対に忘れない。
△
子育てしにくい。心からそう思う。
この社会にいて、子供を育てていることを歓迎されていると感じたこともないし、悲しいけれど、あんたたちが勝手に産んだんでしょ？な視線しか感じない。
じゃあさ、子育てOKをうたう賃貸物件には、子育て家族しか入居させんなよ。
家族づれ歓迎！なうどんファミレスで追い出されるなら、最初から【2歳以下入店拒否】にしてくれよ。
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こんなことがあった時、嫌な顔をされた時
「子供産んじゃってごめんなさい。。」
って心の中でそう思っているママやパパ、たくさんいると思う。
やっぱりおかしい。そんな社会でいいんかな。
堂々と子育てしていきません？
「悪かったな！子供は泣くのが仕事なんや！」って言ってよくない？
言えないけどさ。
親はすべての責任を感じてるから。その度に自分を責めてるから。
言えないんだけどさ。
子供を産みたくなる社会。
赤ちゃんをやさしく迎え入れる社会。
そろそろ本気で作っていかなきゃまずいんじゃない？
参考資料↓
Twitterやってます。よければ！
〜やめちゃいけない、やめたら社会が後退するとすら思ってる〜
— 中川ケイジ / sharefun® (@keiji_nakagawa) September 1, 2019
ブームと持ち上げられてもバカにされても。買ってくれたあなたのために書きました。
それでも僕はブランドをやめない理由。｜中川ケイジ / sharefun® @keiji_nakagawa｜note https://t.co/cfYKtKokor#note #買ってくれたあなたへ
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