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紳士服のAOKI「パジャマスーツ®︎」のヒットから学べること #059

お風呂上がりから翌朝までノーパンで過ごせる『ととのうパンツ™️』、リラックスウェアとしてのふんどしブランド『sharefun®(しゃれふん)』を展開している中川ケイジといいます。小さいブランドを展開している僕たちが日々どんな想いで、どんなことをやっているのか。3歩進んで3歩下がるような日々を毎日このnoteで「正直に」「赤裸々に」お伝えします。
#小さくて正直なブランドの育て方

おはようございます。
今日は面白い記事を見つけたのでシェア。

誰もが知る大手スーツ会社のAOKI。コロナ渦でスーツの売り上げが激減する中、新たな商品が大ヒットしているそうです。知らなかった。。

パジャマにもなるスーツ。早速サイトで見てみたところ、なんとパジャマだけでなく8通りのシーンで使えるとの謳い文句。

AOKI webよりお借りしました。

昼寝、リモートワーク/仕事、旅行、お散歩、お買い物、ゴルフ、カフェ。

(ぎゅっとしたら家でも外でも着れるってことでしょ?)って思ってしまいましたが、こう書かれると「おお!これってずっと着てられるやん!もうこれだけでいいやん!」って感じしますよね。見せ方がうますぎます!素晴らしい。

このヒットの理由の中にヒントがたくさん合ってメモしておきたいことがたくさんなんですが、記事ではヒットの理由を3つにまとめてくれています。

1. 先行者利益。「どこよりも早く世の中が求めている商品を具現化」
2. 幅広い層に訴求できる商品として設計する
3. スーツ専門の会社としてのノウハウと技術力

自分に置き換えた場合、今進めている『ととのうパジャマ』はどうだろう?当然全く同じではないものの、この3つのポイントに当てはめようと思えば、当てはまりそうです。
(※スーツ専門→ふんどし専門の会社としてのノウハウはある)


そして、僕がこの記事で一番印象に残ったのは商品名がお客様の声で変わったこと。

ホーム&ワークウェアの商品コンセプトは「パジャマ以上、おしゃれ未満」。店頭のPOPなどで情報発信していたため、それを見た来店客が思わず「パジャマスーツ」と呼んだ —— ということだった。

消費者が一番覚えやすい名前が一番いいのは当たり前だし、柔軟にスピード感を持って変更できたことが素晴らしいですよね。大企業なのに!


この記事、ご自身のお仕事にもきっと当てはまるヒントがたくさん詰まっているので、是非読んでみてください。


本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました!
ではまた明日!


【中川ケイジ PROFILE】
プラスチャーミング代表。2011年よりリラックスウェアとしてのふんどしブランド『sharefun®(しゃれふん)』を展開。2021年7月、お風呂上がりから翌朝までノーパンで履ける『ととのうパンツ™️』をリリース。使う生地はmade in japan。商品の生産も全て被災地。発送は就労支援事業所に依頼するなど【関わる人が全員ハッピーになる循環】を目指し、日々正直なブランド運営に奮闘している。2015年子育てのために都内から茨城県水戸市に移住。講演多数。週3でサウナ。
著書
『人生はふんどし一枚で変えられる』(discover21)※全文無料公開中!
『夜だけふんどし温活法』(大和書房)



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