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自己開示と恥


自己防衛について知りたがるのもそのはず、
昔から自分のことを話すのが恥を晒すくらい苦手だ。
限定的な質問に対してはまだ答えられるが、
抽象的な質問は本当に困ったりする……
それでも言ったあとのソワソワ感が何ともつらい。


何からどう伝えてどこまで話せばいいのか、
頭の中でワーッと情景ばかり浮かんで
相手にはほとんど伝わらない始末……(:3_ヽ)_


全く違うジャンルの人と話すほどきっと自己開示の量が多くなってしまうし、そのぶん跳ね返ってくる反応にエネルギーを使ってしまうような気もする。


人のことは興味持つのに、自分のことは後回し。
人から人に伝わるのもやだし、なんだか塞ぎがち。
お互いが同じタイプだったら近づくに近づけないだろうなと思う。守りが強すぎるんだって、それも分かってる。


疑問を疑問で返してしまう。頭がフリーズする。
自分の言葉で話す前に脳内会話が瞬発的に起こっている。
そしてあとから振り返れば大したことを話せていない自分にまた嫌悪感、の繰り返し。
なんだろう、この感覚はずっと引っかかるな。


がんばって開こうとするも、話そうとするも、
だんだんと辛くなってきて閉じずにはいられない。
こじ開けてこようとする空気そのものに負けてしまう。
自然に開ける相手はよっぽどのオープンな人なのだと思う。そんな人にはこちらもつい開けてしまうのが不思議。ちょっと怖いけど…


自分と向き合うより、相手と向き合うほうがよっぽど難しい。避けがちなのも無理ない。
分かり合うってすごいことだよなぁと常々。


そんなこんなで今日は久しぶりに駅へ出向いた。
車だと使うことが少ないからか、
行くたびに景色が違って見える。
こんなだったかな…?


場所は情景や感情と結びつけて記憶するタイプ。
学生時代の思い出ばかりが浮かんできた。
今日もまた、頭が忙しく動いてしまったよ。
心はまだ動揺している。

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