#275 ビブラ〜ト事情
こんにちは、鏑木澪です。
みなさんは、歌う時、ビブラートをかけることができますか?
狙ってかけられるか、曲に合った綺麗なビブラートかを無視するなら、私は一応、どうにかかけることができる、と思っています。
(カラオケでビブラート判定はもらえますよ、と←)
「歌が上手い人たちは、ビブラートかけられてすごいな。ビブラートって一体なんなんだ?」
そう思いながら、生きてきました。
私は、高校生の頃、学校の近くにあった大きな図書館で、宝塚歌劇団の映像資料を観て、好きになって、カラオケに行ったらひたすら宝塚の曲を歌うみたいなことをしていた時期がありました。
宝塚の男役の歌い方が好きで、真似していたわけです。
(特に、姿月あさとさん、涼風真世さん、天海祐希さんの真似をしてた気がする)
深めのビブラート。。。
どうやってビブラートをかけているのか、よくわからない、とにかく「喉が動いてるの、かっこいい……」と思って同じようにしてみたら、似たような音が出て驚いたのが、私の初めてのビブラートだったと思います。笑
宝塚の曲を歌っている時は、これでいいのだけど、この歌い方でポップスを歌ってしまうと、不自然になることが多いです。
当時、水樹奈々さんの曲もよく歌っていたから(今も歌うけど)、私の中にある”激しめのビブラート”(?)、深めのビブラートは、ここから影響を受けたものが、まだ残っているはずですが、
使いどきが難しい。。。
自分が曲を作るようになって、ボカロが歌っている時のピッチを見て初めて「ビブラートってのは、ピッチの揺れなのか!」と認識しました。
その頃は、宇多田ヒカルさんの曲をよく聴いて、歌い方を真似していた時期だったから、自分がかけるビブラートは喉で動かすというより、背中や鼻に響かせていることが多く、
どうやったら、ボカロでこれができるんだ!ッ
(仕方ないから、小さくて速いのかけとこう←ほぼ聞こえない)
と、頭を抱えていました。笑
異論は認めますが、VOCALOID(V5)でビブラートをかけると音痴に聞こえるタイミングがあったので、「あまりビブラートをかけずにストレートに歌わせたほうが綺麗(自分が作っている曲に合う)」と思い、しばらくはそれでやってきました。
Synth Vを導入して、「ビブラートって、案外、揺れる幅広かったんだな(AIが調整したピッチを見て驚く)」となってからは、V5を使う時にも思い切って強めにビブラートをかけたら、良い効果が得られることがあったので、状況に合わせて使うようになりました。
はい、ここで、問題。
最近の私、自分のビブラートはどうなってんだ?
……ほぼ消滅してますね。←
(どこに行ってしまったの、帰っておいで)
iPhoneで私の声を録ると、ビブラートがかかっていると音が汚くなることが多いから、わざとかけていないところもあるのだけど、「ここはかけよう」と思ったところも、自分はかけてるつもりでも、あまりにも存在感がないってのが結構あります。
(録った音源の殆どは外に出してないので、「ちょっと、聞いてみてください……」といえないのだけど←)
いやぁ、なんといったらいいんだろう……
おそらく、ボカロを使うまで「ここでビブラートをかける」なんて、いちいち考えていなかったと思います。
「確か、こんな感じで歌ってたと思う(真似してみよう)」くらいのものです。
ボカロが相手だと「なんかいい感じに歌っておいて」と言っても仕方がないから、どこにどんなビブラートをかけるのか考えなければならないから、自然と自分の好きな歌手がどのように歌っているのか注意して聴くようになりました。
以前より、視覚的に「自分がかけたいビブラートはこんな感じ(ピッチの動き方はこう)」とわかるようになったのだけど、それと引き換えに、「自分の身体でそれをどうやってだしたらいいのか」を考える時間が減って、身体の使い方も忘れてしまった気がします。
いや、もとから、やっているつもりなだけで、
できていたことなどないのですが。←
これは、荒療治が必要ですな……
(そんなものあるのか←)
自分の耳で直接聞いた音より、マイクで録った音がどう聞こえるのかを意識して練習する必要があると思うから、早いところマイクを買って練習するべきです。
歌じゃなくても、自分の声を録って客観的に聞いて何かをしたことがある人はわかると思うのですが、これって結構つらいですよね、
あの、私はつらかったって話なんですが←
過去にレシテーションコンテストに出るのに、こういう練習をしていたことがあります。
回数はやったから、ある種、慣れのようなものはあるので、苦痛というほどではないのだけど、普段、自分が聞いている好きな人たちの声と自分の声の聞こえ方が、
同じスピーカーから出てくるのに、あまりにも違い過ぎる……
マイクの違いもあるのでしょうが……ねぇ?
(察してやってください←)
プロと比較しても仕方がないにしても、自分に聞こえている声との差にも、愕然とします。
あぁ……なんでこんなに高いんや。
あと、滑舌が悪過ぎる。
おまけに、籠ってるし。
ひとまず、ちゃんと口開いて話せるように、普段から、元気にちゃんと口で話していこうと思います。
(がんばれ、コミュ障←ここが既に文章なのよ。口使ってないんよ)
話が上手いわけでもないのに、ラジオみたいなことしてみたいと思っているので、マイク買ったらやってみようかな……。
ハードル高いな。
できる備えはしておこう。
(滑舌トレーニングとか←それでいいのか)
ではでは〜
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