#314 思考がクルクルしてる

 こんにちは、鏑木澪です。

 こんな勉強になる動画が、無料で観られるのなんて、恐ろしいで、、、
(『PLUTO』を観ていない人は、ネタバレがあるらしいので要注意かも。←私、まだ観てないんだけどね、)

<浦沢直樹 × 米山舞>スペシャルお描き対談 (ネタバレあり)| PLUTO | Netflix Japan

YouTube
Netflix Japan

 私は、米山舞さんのイラストが好きで、メイキングもよく観ていたので、YouTubeのおすすめにこちらの動画が上がってきたのだと思われます。
(対談も、Netflixじゃないと観られないと思ってて、来月、入ろうと思ってたら普通にYouTubeで観れて驚いた)

 アニメーター時代の米山さんの作品で言うと、私は『ダーリン・イン・ザ・フランキスのエンディングが、もう大好きで、あれを観てから「OPEDでうまく走らせてるアニメは、信用できる(作画が良い)」と思う基準になったくらいです。笑

 浦沢直樹さんの漫画は、恥ずかしながらタイトルを見たことはあるものの、しっかりと読んだことのある作品はありません。
(これを機に読もうかしら)

 子供の頃、『20世紀少年』が実写化されて、金曜ロードショーで観た記憶があります。


 小学生の頃、学校の図書館に”手塚治虫文庫”と呼ばれるコーナーがあり、そこに置いてある本は貸し出し・持ち出し禁止で、鍵をかけて保管されていました。

 休み時間に読むのは限界があるし、他の人が読んでいたら続きが読めないなど、色々と問題があって、学校以外の図書館で読むにも「あれ、〇巻がない」なんてことがあり、休みの日に図書館を梯子して、読んでいた記憶があります。

『ブラック・ジャック』を読んで、医者になりたい。
『鉄腕アトム』を読んで、科学者になりたい。

 ブラック・ジャックのように、人の命を救える人間になりたかった。
 アトムに会いたくて、アトムを作れる人間になりたかった。

 わりと早いうちに「君は頭が悪いからダメ」と、一体、誰に言われたのか、今となっては覚えていないし、誰より自分自身がそう思っていたのでしょうが、「あぁ、私には無理なんだ」とわかりました。

 物語の中の人のように生きることもできないし
 物語を書く人にもなれない

 私は、頭が悪いから

 周りの子が「将来の夢は?」と聞かれて、「お花屋さん」「宇宙飛行士」などと答えていた頃に、私の夢の大半は実現不可能なものとして消えてしまいました。

 ……私って何にもできないんだな、と。

 じゃあなんで、今、創作活動をしているのかって?

 そりゃあ、もう、「うまくできなくたって、やっていいだろうが。なんか文句あんのか」と思えるようになったからです。

 馬鹿だから、開き直りました。笑

 常に葛藤はあるし、正直、まだ楽しいよりつらいと感じる時間のほうが長い気がするのだけど、作品が完成した時、やっぱり、ものすごく嬉しくて「ほら、私なんかでもできるんだよ」と……誰に言ってやりたいんだろう、自分?


 動画内でAIに関するくだりがあります。

 作る過程が楽しいのに、それをAIに渡してしまうのはもったいない

 浦沢さんは、音楽も作られる方だそうで、「もしかしたら、最終仕上げ的に『これオーケストラつけたいんだけど』と思った時に、オーケストラアレンジをAIに任せるってのはあるかもしれない(22分12秒あたりから)」とおっしゃっています。

 一方で、「(イラストについて)影をつけるところなんて絶対に渡したくない」と。

 私は、真逆ですね、これ。笑

 影をAIにつけて欲しくて、アレンジは自分でやりたい。←

 だって、どこに影をつけたらいいのか、全然わからないんだもん。。。
(ハイライトも同様だね←)

 アレンジだって、胸を張って「私得意だから!」と言えるわけではないのですが、音色を組み合わせて、だんだん自分の好きな、気持ちの良い音になっていくのが楽しいと感じているから、そこを取り上げられたら、なにをしていいのかわかりません。

 だからといって、私は楽器が弾ける人間じゃないので、このおふたりのように「紙とペンさえあれば……」とはならないわけで、

 私が感じている”楽しみ”の部分ってなんなんだろう、ってね。

 考えてしまいました。

 私は、小説も書いている人間ですが、原稿用紙とペンを渡されても何も書けないと思います。辞書と神話の内容などを調べられるもの、疑問に思ったものを調べるためのツールが絶対に必要です。

 絵を描く人も資料は、見ると思いますが。。。
(もう飽きるほど見て、全て頭に入っている人は改めて手元に置く必要はないのかもな、、、)


 どこまでを自分の”楽しみ”に、とっておきたいかって、難しいですね。


 正直、「この続き、もうしんどいから誰かに作ってもらいたい」って、私はわりと思ってしまうんですよ。

 かといって、雑なものや自分の理想とかけ離れたものを持ってこられると「こんなの嫌だ。許せないから、自分で作る」ってなことになるわけで、相手が人間でもAIでもなんでも、”任せる”のはハードルが高いです。

 それに、今の私はより良いものを作ることよりも「私でもできるんだ」と思いたい節があるので、「上手な人にお願いしたほうが、もっと素敵なものができる」とわかっていても、自分の”楽しみ”として、あえて自分でやりたい……それを通したいと思っています。

 いつまでもこれではダメだとも思っています。 


 いつもながら、話にまとまりがなさすぎる。
(行き当たりばったりで書くから←)


 全て思い通りにできるほど技術があればよいのだけど、それを身につけられるほど努力できない、私は怠惰な人間であります。

 せめて、分野を絞ればいいのにね。。。

 これでも、諦めたものが多いのだけど、まだまだ捨てきれないものがたくさんあるし、何かがうまくいき始めると調子に乗って、昔、捨てたものを拾ってきたりします。

 いつまで経っても、全部が中途半端だ。

 ただ、20代前半という、今の年齢では、私はこう思うんです。

 ……子供の頃、もっと遊んでおけばよかった。

 学生の頃、勉強しておいたほうがいい、苦労したほうがいいとよく云われますが、勉強なんかせずに親の金で遊びまくって、良い夢をたくさん見ながら大人になった子たちが、今も幸せそうに見えて仕方がない。

 いやだ、もう

 幸せな顔した人が憎いのは
 どう割り切ったらいいんだ

ヨルシカ『だから僕は音楽をやめた』

 今、私の、最大の課題はこれだわ。

 そもそも、歌詞に「幸せ」という言葉を使うのに、私は強い抵抗がありました。

 一度書いてしまったら、以前ほどの抵抗は無くなったのだけど、そのぶん「ここで言う、”幸せ”ってなんだ?」と考えるようになって、以前よりも漠然と、

 なんで、あの人、幸せそうなの……?

 そう思って嫉妬することが増えてしまって、「うひょー、性格悪い(もともと、良い性格をしていたことなんかないだろうが←)」と、どこにも逃げられない感じがして、たどり着ける答えは、

 子供の頃、もっと遊んでおけばよかった

 これしかないんです、今のところ。
 ねぇ、もう今更どうしようもないのにね。
(成人して何年経ったんだよ←)

 自分の物語で、”幸せ”を描写しようと思っても「そんなわけないじゃん」とブレーキを踏んでしまって書けないんです。

 物語なんだから、好き勝手やればいいのに。
 それこそ、昔の自分を遊ばせてあげてね。

 んー、書けるようになりたいなぁ。

 いや、書くのじゃ。

 謎の決意をしたところで、そろそろ終わりに……(終われない←)

 あ、別に私は今も昔も不幸ではないのですが、「なんだか、もっと楽そうに生きている人っているよな」と思うと、どうしても羨ましいなと感じてしまうのでした。


 少し前に、さいとうなおきさんの動画『【注意】嫉妬してしまう人の特徴、対処法は…!?』を見ました。

 私は特定の個人(他人)に対して、本気で、このような感情を抱いていると自覚したことは殆どないのですが、「理想の自分」と「実際の自分」を比較して、

 もし、あそこでこの選択をしていれば
 こうなれていたんじゃないか

 そう思った時に、私の選べなかった道を進んだ人に、とても嫉妬します。
(対象者が多過ぎて、矛先をどこに向けて良いかわからない←どこにも向けないでください)

 ……遊びたいのかな、私。
(陰キャだから、外行くと疲れるし、遊び方がわからない←)

 なんの結果も出せなくても許されて、のんびり過ごしても誰にも咎められない、そんな場所が存在したら、いいのにな、、、

 いや、現在、身の回りに結果を出せと強要する人なんていないし、ゆっくりしていても責め立てられることはないから、私が勝手に焦っているだけなのだけど、

 ……わかんないなぁ。

 あぁ、今日も書き過ぎてしまった。
(深夜に書き始めるから、訳のわからん独り言が長くなる←)

 こんな文章を最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

 よく寝て、明日も元気に頑張るぞ!

 ではでは〜


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