#169 行ってないのに、行った気になってるライブ。

 こんにちは、鏑木澪です。

 先日、『夏川椎菜 2nd Live Tour 2022 MAKEOVER Live at 中野サンプラザ』の音源がリリースされました!

 ダイジェスト映像はこちらです。


 記事のタイトルにあるように、私はなぜかこのライブに「行った気になって」いました。

 なに、妄想?
 怖い。←

 大丈夫です。
 行ってないのは自覚してます。
(たぶん、そういうことじゃない←)

 普段、自分が行けないとわかっていても、好きなアーティストのライブ情報は「〇〇さん、ライブするんだ」と仕入れますし、「〇〇さん、無事にライブ終わったんだ」と大まかな流れは把握していることも少なくありません。

 ただ、「ライブの内容がどうだった」といった話はスルーしていることが多いのです。

 あぁ、楽しそうな写真あがってるな。
 怪我とか、体調不良とかもなくてよかったな。

 大体、こんな感じです。

 内容について知るのは、1年以上経って完全に過去の話になってからで、ご本人やファンが「あのライブはこうだった」と話しているのを聞いた時くらいでした。


 これまでの私は、な!ッ


 今回、自分でもなぜそうしようと思ったのかわかりませんが、夏川さんのライブに参戦した人たちのブログや備忘録のような文章や動画、イラストなどをたくさん拝見しました。

 特に印象に残っているのがブログです。

 ライブを観に行くまでの過程やライブ中の様子、ライブ後のファン同士の交流なども書かれているのですが、みなさんの文章がうますぎて、結構な量があるものも多かったのに、気がついたら最後まで読んでいました。

 なんだか、一緒に観てきたかのような気持ちに。。。
(図々しいこといってごめんなさい)

 勘違いの主な原因はこれです。

 書いている人たちの文章力も素晴らしいのだと思いますが、一番に感じるのは「すごく楽しいライブだったんだな」ということです。

 きっと、とても素晴らしいパフォーマンスだったんだな。

 これだけの熱意と愛情を持って、受け取ったものをアウトプットしてくれるファンがいるって、素晴らしいなと思います。

 私も行きてー!

 そう思っているタイミングで、夏川さんの公式LINEから、

 (*>△<)< ねぇ今日夜ひま?

 から始まり「手ぶらでも問題ないのでお仕事終わりにおーいで😁」で終わるライブへのお誘いメッセージ。

 え、当日券あるの?
 私なんかでも、行っていいの?

 ヒヨコ群って、すごく幸せなんだな。。。

 間に合う距離に住んでいたら、勇気を振り絞って観に行ったかもしれません。

 いやぁ、私、まだ人生で一度もライブに行ったことがなくて。
(これいうの、何回目だ←)

 理由のひとつに「人がいっぱい集まるところ怖い」ってのがあるんですけど(ご時世関係なく←)、なんだか、夏川さんのファンというなら、優しい人が集まっているんじゃないかと思えたので、そういう人たちとも会ってみたいなとか、、、

 ライブって、アーティストを観に行くもんじゃん!?

 新しい感覚で驚きました。
 もしかしたら、仲良くなれる人がそこにいるかもしれないからライブに行きたいなんて発想は私にはありませんでした。

 ライブで友達になるのではなく、友達と行くのがライブだと思っていたので。
(たぶん、そっちが普通だと思う)

 実際、どのアーティストのライブでも、ライブ会場でのファンの様子というのは、あまり聞いたことがないので(マナー違反的な悲しい話はたまに流れてくるけれど)、どれくらい初対面で話せる状況なのかわかりませんし、私のコミュ障もありますから、そんな物語のような展開を期待するのはどうかと思いますが、そんな夢が見れそうな気がしました。


 ところで、夏川さんのバンドは”ヒヨコ労働組合”といわれますが、

■ヒヨコ労働組合
夏川のライブをゴリゴリにしてくれるバンドのこと。
ベース、ドラムとツインギターの4人編成。
音がでかい。見た目がイカついけど優しい兄さん姉さん。
略して「ヒ労組」。

夏川椎菜オフィシャルブログ『ヒヨコ群は一読のこと!』

 演奏の、音の感じが、個人的にすごく好みです。


 以前インタビューで、

──ミックスにしても、ボーカルを前面に出すというよりは曲全体を、もっと言えばアレンジを聴かせる感じになっていますよね。歌声を楽器と同列に扱うと言いますか。

まさにそうです。それは私の望みでもあって、ボーカルが主張しすぎないというか、必ずしも歌声のみを主人公として立たせなくてもいい。そういう曲が私は好きなので。

音楽ナタリー『夏川椎菜「ログライン」インタビュー』

 こうおっしゃっていたこともあり、音にもこだわっている印象があります。

 リズム隊(ベースとドラム)の出方もね、私、好きなんだな〜。


 そういえば、今回も転がし(ステージに置いたモニタースピーカー)ですね。

 知識がなさすぎて、なぜそうしているのかはわかりませんが、イヤモニをつけていれば受けられるはずの補助(例えばクリックでリズムをとりやすくするとか)がなくなるぶん、ごまかしもきかなくて大変なのではないかと想像します。

 それで音だけじゃなく、呼吸を合わせている感じがして好きなんですけど、どうなのかな、どこかのインタビューで言及されてるのかな。
(行き着けてないわ、これ書き終わったら探してみよう←)


 あらあら、どの切り口から書こうかと思って書いたり消したりしていたら、700字くらいから全然進まなくてどうしようかと思っていたのに、気がついたら2000字超えてました。

 結局、ライブには行ってないから、妄想しか語れないし、ファンの人たちの楽しそうな文章を読んでいると同じように楽しい気持ちになれたような気がすることはあるけれど、やっぱり”気がする”だけで、私は何も知りません。

 一応、私も曲を作る人間で、小説も書いたいと思っているし、もっと色々な経験をしていきたいなと思います。

 本物の感情を、知りたい!

 本物ってなんなんでしょうね。

 なんでも端末で見たり聞いたりできるようになったぶん、”生”って、ちょっとレアな(やべ、寒いダジャレっぽくなっちまった)気がします。

 私は、無観客の配信ライブに「全員が最前列で観られるってことじゃん!(何がダメなん?)」と思っていたクチの人間ですが、やはりそれでは得られないものがあるのでしょう。

 自分の肌で感じてみたいです!

 行きたい行きたいいってる間に、行けばいいって話ですが、私にはまだハードルが高いです。

 噂をすれば、来年の2月にはTrySailのライブがあるとか、、、

 うん。
(そんなすぐには無理だよ←)

 あぁ、どうか長く活動してくだされぇ。。。


 よし、今、私にできることをがんばるぞ!

 ふぁいや!

 ではでは〜

 15,9

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