#313 近況:あと一歩が踏み出せぬ。
こんにちは、鏑木澪です。
「まだ買ってなかったんかーい!」
と、以前から私の記事を読んでくださっている方々にツッコまれそうなのですが、マイクとオーディオインターフェース……まだ買えておりません。
せめて、オーディオインターフェースだけでも先に買ったらいいのだろうなと思いながら、限られた資金でどれを買おうかと調べていると、
・インプットが優れているもの
・アウトプットが優れているもの
このどちらを選ぶかを決めきれず、買えないままでいます。
あっ、私、こういった機材(?)を使った経験もありませんし、知識も全くない人間なので、いろいろと間違った認識で話している可能性が高いのです。
弾ける楽器もないし、自分で歌うこともないから「音録らないし、オーディオインターフェースって必要なくないか?」と思っていたくらいですからね。。。
10万円以上の価格帯になると、話は変わってくるのだと思いますが、マイクと合わせて5万円前後で収められないかと調べた結果、「インプットをとるか、アウトプットをとるか」という選択になりました。
「そろそろ、私も歌う……歌いたいかも!」と思ったのが、事の起こり。
であれば、「インプットが優れているほうを買えば良い」はず。
X(Twitter)にいる、見ず知らずの人の、誰に向けた言葉かもわからないものに振り回される必要はないと、頭ではわかっているのだけど、
「下手な奴に歌う資格はない」
このような話題を目にしました。
私も歌い手のような活動に挑戦してみようかと思って、そちらの情報が入ってくるようにして、すぐのことでした。
普段から、ボカロPと歌い手の話題は、文化的に繋がりがあるので、TLをぼーっと見ていると何かと……良い文脈より悪い文脈で目にすることが多い印象が、私にはあります。
なんと言ったらいいのかしら。
私は、私個人としては、歌いたい人は誰でもどんな環境・設備でも歌えばいいと思うから、「下手だからやめろ」なんてことは思わないけれど(そもそも、”下手”の基準がよくわからない)、
……正直、世間的にどれだけ”歌が上手い”といわれている人の歌でも、私が「あんまり好きじゃないな」と思うものを積極的に聞くことはありません。
「良い・悪い」「上手・下手」ではなく、私の”好み”の問題です。
だからこそ、私の歌がどんなに下手くそだったとしても、「どこかで聞いてくれる人がいるかもしれない」と思うし、
歌いたいから、歌うんだぞー!
そう考えて、歌える環境を作るべく動いていました。
……急に怖くなっちゃったよ。
(石橋を叩き割る性格が出てきちゃったよ←)
振り返ると、義務教育以外で音楽に触れる機会のなかった人間が思い立って、3ヶ月も経たないうちに自分の作った曲をYouTubeに投稿できたのは、一体どういうメンタルだったのか、本当に謎です。(自分のことだよ←)
あの時は、それまで一生懸命やってきたものを全て失った後で、「あぁ、なんだ。やりたくもないもの、頑張ってきたのに。全部消えちゃったし、やりたかったこと、ひとつでもやったら死ぬか」みたいな、変な吹っ切れ方をしていたのがよかったのだと思います。笑
そう考えると、ここ数年(音楽を作り始めてから)、昔のことを思い出して落ち込んでしまうことはあったけれど……新しい出来事、全体通してみると、圧倒的に良いことが多かったです。
私の生きてきた二十数年で、久しぶりの平穏かも。
(良いほうの変化はあった)
家族や親しい人のように好意的に接してくれる人ばかりでない環境に放り出されて、幼稚園・小学校・中学校・高校・大学と時が経ち、異なる環境に身をおく度に、周りにいる同世代や大人たちと、いろんなことがうまくいかなくなっていきました。
はたからは、私はそれほど問題があるように見えなかったかもしれないけれど、常に「誰かの期待に応えなきゃ」「必要としてもらえる人間にならなきゃ」と思っているのに、できなくて……実力に不釣り合いな高評価を与えられると、人を騙しているような気がしたし、かといって「その程度、できて当然」といわれるのも、なんというか、、、
まぁ、つらかったんだよ。
(もう、昔のことだ←)
10代の私、よく頑張ったよ。
君が頑張ってきたことと、殆ど関係ないところで今の私は生きてるけど。
別に、誰にも必要とされなくたって、生きてていいんだよ、たぶん。
……あれ、話が全然関係のないところに行ってますね。
(無計画に書き始めるからこうなる)
もう、違う話になっているついでに書いてしまうのですが、私に「要らない人間」と死刑宣告をしてくれた中学校の部活の顧問がいます。
酒臭い息で出勤してきて、二日酔いで度々授業を休む人でした。
そして、私と同い年の子供の親でした。
ニュースで教師が何か悪いことをしたと報道されるたび、「あの人がやったことも、いつか明るみにでないものか」と母は言って、罰が下ればいいのに、許せないと未だに話します。
私もそう思っていた時期がありました。
それこそ当時、私が消えたらこのことが話題になって、後輩は被害に遭わないのかなとか、もっと手っ取り早い方法があるよなとか、いろいろ考えました。
それなのに、少し前、また母があの教師のことを話題にした時、「どこかで普通に、幸せに暮らしてたらいいと思う。近づいて来ないんだったら、もうどうでもいい」と自分の口から、さらりとそんな言葉がこぼれ落ちて驚きました。
あの教師の子供、面識はないのだけど、私と同い年だったこともあって、地元にいると、”あれの子供”と噂を聞くことがありました。
親のことで悪くいわれている。
別に、あの子が何かしたわけではないのに。
誰かの不幸を願うと、近くにいる全然関係ない人に降りかかったりします。
私はそんなこと望まないから、親子共々、私の知らないところで勝手に、幸せに暮らして、もう二度と目の前に現れないでくれとしか、今は言えない。
んー、Xで歌の話題を目にしたのは、数ヶ月前だったと思うのだけど、人生の禁忌肢を踏み抜かれた感がありまして(個人的なトラウマで申し訳ない)、昔のことを思い出しながら、
めっちゃ躊躇してしまっているー!
単純にね、本当に歌うのは好きだけど、上手くないのはわかっているし、頻度的に自分で歌うよりボカロちゃんたちに歌ってもらうほうが高い状態で、まだしばらくやっていくのではないかと思っているから、そしたら「アウトプット大事だよな(ちゃんと聴ける環境を優先したほうがいいのでは)」とか、
両方できるように、もっとお金貯めてから、いいものを買うべき?
いやいや、いきなりそんなの、使いこなせないし。
続くか、わからないし……
要は、自分に自信がないだけやないかい!ッ←
なんの音楽知識もない状態で作った、わけのわからない曲をネットの海にバラまけた図太さというのか、ある種の無神経さはどこへ。
(当時は「すごいのできた」と思ってたし、絶対にもう作れないから、宝物だと思ってる。不恰好だけど←)
よし、決めた。
晩御飯食べたら、もう一回よく調べて「これだと困るな」と思うことがなければ、今日中に注文するぞ!ッ
……えっと、大丈夫か、できるのか、私。(やれ←)
おぁおおお。
長い記事になってしまいました。
もう何ヶ月この話してるんだって感じですが、財布とも相談しながら、今年中になんらかの形で決着をつけようと思います。
(今晩注文するんじゃなかったんかい←セールとか、クレカの兼ね合いもあるやん)
うりゃー!
(気合いを入れた声)
ではでは〜
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