#327 控えめな波形。

 こんにちは、鏑木澪です。

 ひとまず、お家で歌を録る環境ができました!

 やっと、やっとできる!ッ
 ノリノリで、「いっぱい録るぞー!」と思っていたのだけれど、

 ……あまりにも、波形が小さく出てきて絶望しています。。。

 機械音痴な素人なもんで、何やら設定などで、とんでもないやらかしをしている可能性もあるけれど、Googleなどで自分が調べられる範囲で問題がありそうだったところは確認して、何もなかったから、おそらく、

 純粋に、声が小さい。←
(口から出る音が小さすぎる)

 BETA58Aって、音が大きめに録れると聞いたのだけど……それですら、小さいって、私、どんだけなんだ。。。

 Apple純正イヤホンのマイクとGarageBandで録っていた時は、曲によっては音割れするから、gain下げてたくらいなのにさ……

 もはや、マックスにしても、「コンニチハ(めっちゃ控えめな波形)」状態で、私、どうしたらいいの、、、

 それとも、そんなに波形は、気にしなくていいの?

 いや、実際、録れてる音も小さいしな。。。

 同じ曲、どちらもエフェクターをひとつもかけていない状態で録って、こんな感じです。

上:イヤホンのマイク、GarageBand
下:BETA58A、SSL2、Logic Pro

 GarageBandで録る場合は、iPadを使っていたのだけど、gainを下げても、立って歌うと音が割れるから、椅子に座って録っていました。

 写真の下……立って歌っても、これなの。
(ご覧ください、この、か細い波形←)

 どうしてなの゛

 マイクとの距離は、拳ひとつぶん(約10cm)にしています。
 近づくと、もう少し波形は大きくなるのだけど、低域が出過ぎる(こもった感じがする)気がしたから、この距離にしました。

 なんだかなん。


 ……大きな声、出せるように頑張ります。


 んー、そもそも、”正しい状態”がわからないのは、結構、苦しいです。

 私が音楽活動を始めたきっかけは、宇多田ヒカルさんでしたが、当時(現在も)、YOASOBIが巷でとても話題になっていました。

 オフボーカルも入手しやすかったので、私が初めて見た音楽の”波形”は、YOASOBIのものだったのではないかと思います。

 YOASOBIというか、Ayaseさんの曲というべきかもしれませんね。

 あとは、Adoさんが歌うGigaさんの『踊』でしょうか。

 どれが本当の”初めて”だったのか、もはや記憶が曖昧なのだけど、「初期に見た波形のインパクト」が残っているのは、このおふたりです。

 繰り返しになりますが、私は素人です。

 義務教育を除き、学校や何かしらの教室で、音楽について専門的に学んだことはありません。

 活動初期の私が「これがプロの波形なんだ」と思って見たのは、AyaseさんとGigaさんのものでして、あの……

 めっちゃ、ギチギチだったんです、端っこまで。

 それも、曲の頭からお尻まで。

 ただギチギチにすればいいのだと解釈した私は、limiterの存在も知らなかったから、1年半くらい、ただマスターボリュームを上げて、途中でぶった斬られた波形を見て、「全然足りないけど、私もちょっとギチギチに近づいた」とか思っていました。()

 ……無知な素人、恐ろしい。
(おそらく、未だに気づいていないヤバイ行動あるんだろうな←)

 後に、Spotifyで再生したものを録って自分のDAWに貼って見る方法がわかったので、ヒッキーの波形を見て知ったのだけど、

 端っこまで行ってなくても、音大っきい!ッ
(「はっ、なんで?!」と、とんでもない衝撃だった)

 音が大きいのと太いのって、別の話だったんだな、と。

 そもそも、「音圧と音量の違いって、なに?」とずっとわからないままで、今でも実は、ちゃんと理解できていないのだけど、ひとつだけ確かなのは、

 音が大きいと、”良い音”だと勘違いしやすい。
(私だけかもしれないけれど←)

 私がやろうとしていたことは、「ただ音がでかいだけ」だったんだなと、ヒッキーの曲の波形を見た時に気がつきました。

 ”良い音”は、必ずしも「綺麗な音」ではありません。


 ノイズも大事なんだな〜
(もちろん、不快になってはダメだけど)


「良い音=私が好きな音」でもあるので、人によっては不快な音や汚い音かもしれないけれど、ひとまず、自分が欲しい音が出せるように、探っていかねば。

 声については、”大きくする”より”響かせる”ほうを意識したほうがいいのかしら。

 何を目指すかによりますね。

 私はリスナーとしては、バリッと強い硬めの声か、そうでなければ吐息が多めで柔らかさと鋭さが同居している声を好んでいる気がしているのだけれど、

 自分からは、その声出ないからなぁ。
(少なくとも、今は出ない←)

 んー、『隠し剣 鬼の爪』の”鬼の爪”(秘伝の剣術)みたいな声を出せるようになりたいです。
(例えがわかりにくすぎる←)

 まぁ、おそらく、正攻法ではない。

 また時間が経ったら、全然違うことを言ってそうですが、”隠し剣”は持っていたいし、必要なところで刺せる瞬発力は常に潜ませていたいなと今は思っています。

 今の私に、欠片もないものなので。笑

 読解力も必要!ッ
(ちゃんと、考える癖をつけよう!)

 しゃー、がんばるぞー!


 あ。

 あの、残念なお知らせがあります。

 アルバム制作、またしても、わりと根っこのところから修正することにしましたので、今年中には……もう絶対に仕上がりません。

 優柔不断が、あぁアア゛
(やりたいことが多すぎる)

 作りたい気持ちはありますので、まだ年単位で時間がかかる可能性は十二分にありますが……あ、あまり期待しないで、気長に待っていていただけると嬉しいです。

 変な言い方ですが、私も自分のアルバム聴いてみたいと、仕上がったものを見たいと、切に思っています。

 如何せん時間がかかるもので、途中で考えも変わるし、足したい要素も増えるし、心も折れそうになるし……

 でも、折れてないから!ッ

 ちゃんと、仕上げます。(グッと拳を握る)

 ……みんなに、忘れ去られてたらどうしよう。
(そうならないように、アルバムに入れない作品も作りなさい)

 ではでは〜


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?