#357 「ならぬことはならぬのです」
こんにちは、鏑木澪です。
昨日、ふと「大河ドラマの音楽ってどんなだったかしら?」と思い、調べてみることにしたのですが、
……私、そもそも、大河ドラマを殆ど観ていない。。。
はっきり覚えていないので、想像の域に入りますが、おそらく最後に月1以上の頻度でリアルタイムで観ていた作品は『八重の桜』(2013)だと思われます。
10年以上経ってるんだがー!ッ
(小学生の頃は、大河ドラマよく観てたよー!←)
時代劇が好きな人間だもので、大河ドラマを観たい気持ちはあったのですが、放送される時間帯となんとも個人的な理由で相性が悪く、そのうち観なくなってしまいました。
どちらかといえば、自分が生まれる前や物心つく前に放送されていた大河ドラマを観ていた記憶があります。お正月の再放送だったり、当時はレンタルショップでDVDを借りるのが主流だったから、それで母が借りてきたものだったりを一緒に観ていました。
少し話が逸れますが、2013年は東日本大震災の2年後、『八重の桜』の八重が生まれた会津藩は現在の福島県を中心とした地域です。
このタイミングでなぜこのような題材が選ばれるのかは、子供にもわかりやすい表面的な理由だけでもいくつも思いつきますし、「女主人公、強くてかっこよくて、いいな(きっと、これを観て元気がでる人もいるだろうな)」と好意的に観ていた憶えがあります。
認識が変わったのは、同級生の友人が発したひとことでした。
「これから毎年そうなんだと思うだけでも憂鬱だったのに、毎週ネタにされて鬱なんだよね」
不謹慎と思われても仕方がないので、私のことはぶっ叩いてもらって結構ですが、その友人の誕生日は3月11日でした。
10代には突入していたものの、まだまだ子供の部分も多く残している時期だったから、特に「誕生日の日に世間はこの話ばかり」「自分は誕生日なのに、浮かれていると白い目で見られる」ってな話を聞くと、どうにもやりきれない気持ちが私の中にも込み上げてきました。
誰かにとっては”良い日”だったはずなのに、
でも逆の立場で、浮かれている人は見たくないかもしれない
私の場合は、たんに記憶力が乏しいのも否定しませんが、あまり”記念日”のようなものを好きになれないのは、この経験からの影響が大きいように思います。
個人的に「最悪の日だ」と毎年思い出す日は存在しているし、逆に「私にとって特別な日(良い日)」もあります。
できるだけ他人には強要しないで、自分の中だけで大事にできたら良いなと思っています。(戒めもこめて)
関わった人が多い出来事は、影響の良し悪しに関係なく「伝えていったほうがいいこと」もあるから、催しをするのは悪いことではないのだけど、同じ日が他の人たちにとっては違う意味のある日のこともあるから、押しつけるのはよろしくないでしょう……ってなお話でした。
風化してしまうのも問題だけど、いつまでも必要以上に縛られなくともよいのではと思ったり……いやしかし、実際、何も解決していないのに忘れられていくのは大きな問題だよな、と。
難しいですね、
逸れた話のほうが長くなってしまった。
(しかもかなり逸れている)
傍目には大きく脱線したところに着地していると思われますが、「そうだ。まずは『八重の桜』から調べるぞー!」とメインテーマを聴いて、私が思い出したことのひとつが、上に書いた内容でした。
当時の私は、音楽にそれほど興味がなかったので、覚えようと思って聴いたことなんてなかったはずなのに、覚えているものですね。
他にもいろいろと、当時の記憶やらなにやら、蘇ってきましたよ。
一瞬でブワッと、思い出に包み込まれる不思議な感覚でした。
……坂本龍一だったのか。
篠笛の音が印象的です。
曲の中に時代の流れを感じます。
根本的なところ、本質を見ようとしない、そこの話をしないのが問題なのかな。
(上の話を振り返ってみたのであった)
私は知識も経験もない、浅薄な考えしか持たない人間だもので、反省せねば。
……ダメだ、何を書いても変になる。
(後ろに書いていたことは全部消してしまったぜ、)
言葉は好きだけれど、どうにも縛られる感じが苦手です。
日本語を話し、日本語で考えてしまう時点で限定される部分がどうにも気持ちが悪い。
もっと落ち着いて、人の話を聞ける耳を持ちたいです。
嘘みたいな話ですが、たとえ日本語であっても自分の聞きたくない言葉や知らない言葉は、右から左に抜けてしまって認識でないことがあって、そのために逃している情報があります。(文字でも同じこと)
向き合わねば。
あぁ、もう自分が何を書いているのかすらよくわからない今の状態、私はどうしちまったんだァ(←いつもそうだよ)と軽く嘆きながら、この記事はおしまいです。
『八重の桜 - メインテーマ』をずっと聴いてしまって、何も調べられなかった。
これから他の曲も聴いてみよう。
ではでは〜
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