#296 赤ちゃん返り
こんにちは、鏑木澪です。
何があったと聞かないで欲しいのですが、家族のことで家族と少々ありがたいお話をする件になりまして(←説明があまりにもわかりにくい)、
久しぶりに、子供のように泣きました。笑
もう大人になったから静かに涙だけ流して泣けるようになったと思っていたのに、驚きです。
子供の頃、私は泣くと過呼吸っぽくなっていました。
過呼吸ではないのだけど、これほどしゃくりあげて泣いている人を今のところ見たことがないので、ちょっと特殊かなと思っています。
んん、私も人前(家族以外の前)で、この泣き方を披露(?)したことは殆どないから、知らないだけで案外、似たような人もいるのかもしれません。
わかりませんが。←
十九歳頃から、映像作品を観た時や日常のなんでもない話なんかで、感動的なものに触れると静かに涙を流すようになりました。
それ以前は、そもそも涙が出ない、どこで泣いたらいいのかわからない、泣く意味がわからないなどの理由で、物語でも何かの行事でも、基本的に泣くことはありませんでした。
映画を観ながら、静かにほろほろ泣けるようになった日には、「私、涙もろくなったんだ。大人になったんか?」なんて思ったものです。
泣かないか、過呼吸気味に泣くかの2択で生きてきたから、”静かに涙を流す”ことができるようになったのは、私にとっては大きな変化でした。
静かに泣けるようになってから、過呼吸気味に泣くことはあまりありませんでした。というより、物語を読んだ時や日常のよくわからないタイミングで急にしくしくと泣くことが増えたので、泣く頻度が全体的に上がり、その中で過呼吸気味に泣く頻度はかなり低めだったというのが適切かもしれません。
ちょうど最近、「もう、過呼吸気味に泣くことってないのかもな。あれって、どんな感じだったっけ?」と思っていたところに、この出来事。
子供の頃と、全然変わってない。
(悲しいくらい変わってない)
まず、この状態になったら自分ではどうにもできないので、おさまるのを待つしかありません。
めっちゃ苦しい。。。
息が吐けないからね、これ。
どこまでも吸ってしまうし(ちゃんと吐けてるのだけど、体感的には割れる直前の風船)、力んでいるから手足は痺れてくるし、肩が突っ張って首と頭も痛いし、「いい歳こいて、涙も止められんのか」と情けなくなりました。
あたしゃ、まだ、自分の意思で涙を止められない女なんだよ。泣
しかもその、泣きだしたのが議論の末でもなく、これから話を始めるタイミングで「ああ、これからこんなこと言われるんだろうな」「私って、こうなんだろうな」と思っただけで、そんな状態になってしまって、
わけがわからんね。
なんというのか、話が始まる前に「だいたいこんな話するんだろうな」とわかってしまって、実際その通りだったから、自分の中の冷静な部分は、「だから、この話したくないって言ったじゃん。結論・それに対する意見、先に言ったよね、私。話した時間無駄だったじゃん。こうなるってわかってたから話したくなかった」と、
破裂しそうな風船の裏で思ってたんですけど←
なんでこんなに子供の頃みたいに泣いてしまうのかは、自分でもわからなくて、おさまらないのが恥ずかしいし、恥ずかしいと思ったら余計に泣けてくるし、
終始、迷子でした。
……疲れてんのかな?
泣き叫ぶって言い回しが、文字の並び・表現としては理解できるのだけど、自分の身体で、本当に泣いている時にできるかと考えるとできると思えないから、ちょっと疑問だったのだけど、
できないとわかって、すっきりしました。
(なんか、考えがずれてんだよな)
私の場合、吸い過ぎて声を出すどころではない。
その代わり、訳のわからん汚らしい音は出るけどね。
泣くとひとことに言っても段階や種類があって、私だって”静かに涙を流す”くらいのテンションで泣いている時に、「叫びたい」と思ったら泣き叫ぶことは可能です。
自分でコントロールできない泣き方、今回の場合だと過呼吸気味の時にそれはできません。
物語は、リアルよりリアリティがあるほうがいいなと私は思っているから、別に「実際、私ならどうなるか」は、どうでもいい気もしますが、
一応、知っておきたいんだな。
(可能な範囲でね)
はぁ、泣いたらスッキリするって嘘だよ。
めっちゃ頭痛いし、何も解決してないし、色々最悪だよ。
おまけに眠れないし。
(丑三つ時に書き始めたこちらの記事)
早く、楽になりたいな、と。
思ってしまうけれど、私は今、作っている途中のものがあるので、これを完成させて世に出すまでは、生きるしかないのだ。
よし、今日も生きるぜ。
ではでは〜
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