見出し画像

グランドサークルでレンタカーを借りる際に絶対おすすめの会社、支店、保険をまとめたから読んで!【前田家の世界一周】

2023年8月、アメリカのグランドサークルを周遊する際にレンタカーを借りました。これだけ長期間で車を借りたことは初めてだったので、使ったサイト、気にしたポイント、大変だったところなどをまとめたいと思います。

予約する際の話

レンタカーは現地に到着してから借りることも可能ですが、私たちは事前に予約をしました。使用したサイトはRentalcars .comです。ここのサイトでは各メジャーなレンタカー会社(AVIS、Hertzなど)の見積りを一括で確認できます。

車を予約する際に必要になる情報は、以下4点です。

・予約期間(時間含め)
・受け取りと返却場所
・オートマチックかマニュアルか
・車種

受け取りと返却場所を違う拠点にすることも可能ですが、価格は割高になります。また、在庫が無いため予約が困難になります。車種は、指定したとしても希望が叶う率は低いと考えた方が良いです。実体験として、予約した車種とは全く違うものを渡されました(価格に影響はなし)。レンタカー会社によっては、スポーツカーなど車種にこだわったセレクションをしているところもあるため、もしこだわりがある場合はレンタカー会社を厳選することをおすすめします。

レンタカーとレンタカー会社が決まったら、レンタカー会社のGoogleのレビューを読むことをお勧めします。理由は、レンタカー会社は在庫が無いのに予約を受け付ける、ボッタくる、など、とんでもない会社も多いからです。特に、大きめな空港にある会社だとイケてない会社率が高いように見受けられました(需要が大きい分、サービスに力を入れていない説)。

実際に、最初に私たちが予約していた会社の価格は安くて、空港の近くにあったので便利そうでした。しかし、よくよく見るとGoogleのレビューが⭐️1でした(車を借りれるまでに3時間掛かる、など)。これから運転が始まるのに、レンタルする時点で疲弊したくないですよね。レビューは読みましょう。

ちなみに、見積り時には追加の保険、保証等に関わる費用は含まれていません。仮にこれらを追加する場合、費用が跳ね上がります。実際に支払う金額は、見積りの倍になる可能性があります。これを踏まえて決めることもお勧めします。

私は、Enterprise Rent-A-Car と呼ばれるレンタカー屋さんに決めました。理由は①Additional Driver(借りる本人以外の運転手)の費用が配偶者の場合はゼロであること。②該当する店舗のGoogleのレビューが良かったこと、でした。

車を受け取る時の話

車を受け取る際には、予約した店舗へ向かいます。私たちがお世話になった店舗では待ち時間ゼロで、入店してから20分ほどで車を受け取ることができました。受け取る際に起こることは以下の通りです。

・契約をする人(メインで運転をする人)の国際免許証と日本の免許証の確認
・他に運転する人がいるかの確認
・追加の保証、保険加入についての確認
・デポジットの支払い
・車の確認
・鍵の引渡し

場所によっては免許証の情報はザルで見流用ですが、今回の店舗では細かくチェックされました(国際免許証と日本の免許証の有効期限の確認など)。国際免許証さえあれば車が借りられる!と思いがちですが、会社によっては元の国の免許証の提示も必要になります。また、英語ではない言語で書かれている場合は突っ込まれる可能性もあるので、心構えが必要です(この辺のルールはレンタカー会社のサイトに何の書類が必要か書いてあります)。

追加の保険・補償制度の加入についてですが、前田家のポリシーとして「レンタカーの保険・補償はめっちゃ付ける」と決まっているので、ほぼほぼ全部付けました。理由は、慣れていない道路で運転することに対するリスクヘッジです。また、保険を付けまくると見積り金額の倍になります(見積りが$453.65だったものが、$978.04になりました。ガチで2倍です)。おったまげ〜!ですが、事故った時のことを考えると致し方がないです。

各社いろんな保険・補償制度を持っていますが、私たちは以下を付けました。

・Damage Waver:車の破損があった際の支払い義務の免除
・Collision Damage Waiver:車の衝突などによる破損があった際の支払い義務の免除
・Personal Supplemental Liability Protection:追加の自動車損害賠償保険
・Road Service Option:JAF的な

唯一付けなかったのは、Personal Effects Coverage(所持品に対する保険)です。そんなに高価なものは持っていないので、大丈夫だろうと考えました。

Enterprise Rent-A-CarではDamage WaverとCollision Damage Waiverが1つのパッケージになっていました。各社、ポリシーの名前が異なるので分かりづらいですが詳しい情報が知りたい場合は、このサイトがわかりやすくレンタカーの追加保険、補償についてまとめてくださっています。

我らのカローラちゃん


レンタル中に感じたことアレコレ

① 入ってて良かったDamage Waiver/Collision Damage Waiver
レンタル初日にハイウェイを走っていたら、いつの間にかフロントガラスに小石があたって割れていました。

これだと全然わからない
これでも全然わからない

初日に割れたので本当に焦りました。速攻レンタカー会社に連絡を入れたら以下のことを言われました。

・運転はできるレベルのひび割れか
・ひび割れが大きくなってきて、1ドル札よりも大きくなってきたら最寄りのレンタカー会社へ行ってほしい
・Damage Waiver/Collision Damage Waiverに入っているなら、車がぺしゃんこになって鍵だけしか返さなくてもぶっちゃけ大丈夫←

マジかよ…と別の意味で思いましたが、Damage Waiver/Collision Damage Waiverに入ってて本当に良かったと心から思いました。小さなことで「後でいくら請求されるのだろう(ガクブル)」となってドライブが楽しめないのはつまらないですよね。

② カーナビはいらぬが、スマホとUSBケーブルは持っておけ
オプションでカーナビを付けることもできるのですが、「スマホでなんとかなるんじゃね?」と思いオプションは付けませんでした。これが大正解。

車種にもよると思いますが、今回借りたトヨタのカローラちゃんにはUSBポートがありました。何気なしにスマホを繋いだら、液晶画面にマップと音楽プレイヤーが出てきたではないか!ナビはGoogleマップが完璧に機能してくれたので快適に運転ができました(あと日本語で経路案内もしてくれるので、英語が不得意であれば尚更スマホナビの方が良いですね)。

返却時

返却時にはガソリンのタンクを満タンにする必要がありました。それ以外は特に準備することはありませんでした。ただフロントガラスの件があったので、「大丈夫」と言われていましたが疑心暗鬼のまま返却に向かいました。

返却時は、フロントデスクに鍵を持って行き、店員さんと一緒に車の状態確認をします。車の周りをぐるっと一周回り、車をスタートさせガソリンの満タン具合をチェック。ドライブは快適だったかだけ聞かれて、デポジットを返す説明をされて終了でした。10分もかかりませんでした。

おそらく、Damage Waiver/Collision Damage Waiverに加入していたので何も言われなかったのだと思います。これに加入していないと、レンタルする前と後に借主と貸主で入念に状態をチェックするのだろうなと。繰り返しになりますが、本当にこれらに加入していて良かったです(高かったけど)


さいごに

グランドサークルを快適に周るためには、レンタカーは必須になります。2000キロ以上に及ぶドライブは大変でしたが、この世界一周のハイライトの1つであることは間違いありません。これからグランドサークルへ向かう方の参考になれば嬉しいです。Bon Voyage!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?