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【共生社会】はつながるところから

働き方改革企業としても評価されてきているサイボウズですが、
実は、”チームワークあふれる社会”を目指しております。

そのために、チームワーク向上に役立つ情報共有ツールを販売中で、
日本のコンビニの数より多くの企業・団体さんでサイボウズ製品を使ってもらっているのですが、

”チームワークあふれる社会”になっている実感がしないのです。
業界でみると、教育業界や福祉業界、農林水産業などが気になります。

今回、石神井特別支援学校の海老沢先生と意気投合し、教育業界のチームワーク向上のためにできることを考えてみました。

まず、ネット記事を眺めてみると、
・年間5000人の教員が心の病で休職
・いじめ過去最多54万件
・教員のわいせつ行為による処分282名と過去最高
など
これは外から眺めているだけではいけない!

いろいろお話を聴いてみると、
どうやら学校内で独自風土があり、外界と遮断(大げさか?)されているので、変われない、という面があるようです。

そこで、学校内で完結してしまっている先生に、
他校の先生や企業の方などと、つながっていただくイベント
「教育×ICT 未来の教育を語ろう大会」を、1月13日にサイボウズで
実施したところ、24名の先生や企業の方にお集まりいただきました。

つながることを目的に、全員が2分づつプレゼンしたところ
・多くの先生が、2分ピタリで話し終えるのは驚き。
 流石、話すプロ。
・順番だけを決めていたのですが、次の人は前の椅子に座って、
 すぐ次に話せるようにするという提案をいただき、
 これがびっくりするぐらいスムーズ。
 どこかで見た光景だとおもったら、卒業式だ(笑)

みなさん、夫々の関心で、いろいろと動かれていることがわかり、
硬直的な先生ばかりだと思っていたので、良い意味で印象が変わりました。
ご参加いただいた皆様も、楽しくつながりを作っていただいたので、
「友達の友達は友達だ状態」が達成できました、良かったです。

ただ、こういうところに来られる先生は、意識高い系で、少数派とのこと。
第2回は、そういう先生が、普通の先生や上司(副校長や校長になるのでしょうか)を連れてこれるようなイベントを企画してみるかな。
そのためには楽しくないと。

最後に、
本イベント企画当初、対象を特別支援教育関係者と考えたのですが、
”共生社会” ”インクルーシブ教育”を理想と考えると、
特別支援教育に限定する意味はないかな、逆に限定してはいけないと思い、広く教育関係者にしました。
これもよかったです。

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