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普通のことができるだけでチャンスは無数にある

NPO法人Music Planzでは、「音楽で人生を幸せにする」ことを標榜する一環として、音楽での様々なカウンセリング、進路の相談や、作曲のための無料講座等をボランティアで承っていました。しかし、「無料」というのは実に様々な人間の性根を露わにします。

あくまでも、こちらは善意での「無料」なのですが

・自分の都合でスケジュールを変更する

・連絡なしに遅刻する

・アポイントメントを平気で破棄する

など、ペナルティが無いだろうと思って(後述しますが大変な過ちです)好き放題に傍若無人な振る舞いをするかたが一定数います。そして、これは統計上の数字なので事実として述べますが、このたぐいの行動をするのは

8割が女性です。


「アイドル志望」や「シンガーソングライター志望」の方が多いです。この属性の方でまれにカウンセリングに来られて(これが当たり前ですが)話を聞くと

・自分で歌手活動/アイドル活動でのオリジナル楽曲を作りたい

とのこと。しかし、よく聞いてみると

自分では言わないが、何かしらの事情で「自分で楽曲を用意しなければならなくなった」

この「何かしらの事情」というが、人間関係からの歪にて楽曲提供してもらえるコネクションが絶たれてしまった。事務所所属の人間ならばプロモに力をいれてもらえなくなり材料(楽曲)を自分で調達しなければならなくなった。等の材料が必ず出てきます。概ね、それは当人の外見、態度や話し方からそうなってしまうことが滲み出てしまうものです。

・自分の欲望達成のために他人を利用することを厭わない

・関わる他人の利益を考えず、自分の利益のみを最優先させる

という考え方で、人間関係の歪の原因が自分自身にあることをみとめない。社会適応が難しい属性ですが、なぜか音楽ならば通用してしまうと思うのでしょうか、残念ながら音楽業界の「まわり」(つまり業界に入っていない)に非常に多くいるタイプです。

・自分の都合だけで音楽制作をやらなくてはならなくなったので、そもそも情熱がない

ので学習を開始したとしてもすぐにドロップ・アウトしてしまいます。

そうして、また、自分の価値を認めてくれる場所を探す・・・このループを繰り返し、繰り返すたびに「音楽業界にしがみつくゾンビ」となっていきます。

現状、このタイプの方がMusic Planzの正会員になることはありえません。こちらからは絶対にすすめませんし、もし、仮に入会されたとしても水が合わないことがすぐに分かりやはりドロップ・アウトしてしまいます。

ここまでいかなくとも、その予備軍のような方も相当いて、無連絡キャンセルした過去があっても、次の無料イベントになんの反省もなく堂々とエントリーするなど、神経を疑ってしまう方が数多くいるのが事実です。その属性の方というか、その属性が何故こうまでも発生してしまうか、現代社会の構造欠陥を憂いてしまいます。


さて、そのような方、俗に「地雷」とも呼ばれる方たちですが、こう書くとその方たちが報われることが絶対にないことは容易にわかると思います。

実は、その属性の方々を絶対に受け入れることのない「安全装置」のようなものが業界内には働いています。たいていその種の方は「こっちがダメでも、あちらがある」と数あまたある受け入れ先を次から次へと移り変わり同じことをします。「今のあるがまま、何の努力も改善もしないで受け入れてくれる場所」を探し続けます。なので、ある特定ランク以上の組織であれば、この種の方への対応経験値は高く、当然

・典型的地雷型の人間として処理される

わけです。しかも、

・音楽業界は大変狭く、大概「知人の知人でだいたい全員たどり着ける」

ので、地雷人間情報はすぐに行き渡ってしまいます。ここがどうも想像できないようです。恐ろしく業界は狭いのです。なので、個人での立ち振舞いには最新の注意が必要です。

各種SNS、掲示板、HP、投稿型メディアを徘徊すればほぼ人物特定が可能な時代です。メアドと本名の登録するイベントでは、最初に記した

・アポイントメントを平気で破棄する

ことだけは禁忌です。この大罪は絶対に犯さないことが懸命です。

さて、実はこのタイプの人間が数多く所属する組織が存在することも事実ですし、そういった人間にもとことん甘く対応することがあるのも事実です。それは、その人間性を大きく上回る「本人の類まれなる才能/魅力」がすでにあるからという条件しかありえません。それもなく所属できているのであれば、それはそうした業界の不文律を理解しない特定ランク以下のところであり、概ね組織とともに共倒れの運命となります。


今回の記事は、そういった地雷型への警告だけを言いたいのではありません。逆を見れば、だからこそ真っ当な社会性を普通に持ち合わせているだけで、そこに「努力する才能とその先に見据えられる魅力」がプレゼンできれば、チャンスを得る機会が無数転がっているということをお伝えしたいのです。

これは決して「選ばれた数少ない人間だけの特権」ではありません。社会性を持った努力する人間誰しもが持ち得るチャンスなのだと、それだけ、実は音楽でのチャンスも無数にある事実を知ってもらいたく思います。






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