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【俳句幼稚園】~冬隣り

今日で俳句幼稚園壱が最終日です。
明日からは、弐にお引越し(*^^*)
節目ということで、少し攻めてみました。

諸手より筵溢れる冬近し
(もろてよりむしろあふれるふゆちかし)

→追記
諸手より筵溢る冬近し

藁の香の鼻掠めける冬隣
(わらのかのはなかすめけるふゆどなり)

実は1句目、「季重なりチェッカー」ではばっちり引っかかったんですよ^^;
引っかかったのは「筵」。
ただ、東北民としては「筵(菰)」を大量に準備するというのは、やはり冬支度の一環というイメージが強いです。
問題は「菰」がどの程度、季語の匂いがするかでしょうか🤔

2句目も情景としては1句目と似ています。
菰やら藁やらを使って色々な作業をするのは、やはり冬支度の一環。
私の地元であれば、松の木に筵を巻いたり(これも単独で「藪巻」などがある)、松明あかし(初冬)のために藁や菰を準備したり。あとは、冬になると「新酒の菰樽」なんていうものもありますね。
そのための準備が、冬の訪れの近さを感じます。

そんなわけで、少しばかり頑張ってみました(笑)。
丁度俳句ポストの投句用の句(兼題「立冬」)も推敲していたので、何だかイメージが被りそうですが^^;

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