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鮭大根

食べ物の話題ばかり続いていますが、ご容赦を(笑)。基本的に根が食いしん坊だし、食べるというのは人間の本能なので。

さて、「鮭大根」の存在ですが、私だって「鬼滅の刃」にハマるまでは知りませんでした。
もっとも、本編の作中で登場するわけではなく、登場人物の1人である冨岡義勇の好物として紹介されているだけです。
(外伝では、最後に出ていましたが)

味付けは味噌風味なのか醤油なのか気になるところですが、私はどちらかというと醤油派。

なので、上記のレシピを元に、ヤマボシ醤油さんのお醤油を使って作ってみました。


鮭は、近くのヨーク◯◯マルで売っていた、安売りになっていた甘塩の鮭の切身を使用しています。

本当は生鮭を使ったほうが風味はいいし、味の調整もしやすいと思うのですが、さすがに時期外れだったもので…。

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大正時代は保存技術が発達していなかったはずですし、当時も生鮭を食べられるのは、沿岸部に住む一部の人だったのではないでしょうか。少し塩分が強めかもしれませんが、大正時代のレシピと思えば違和感がありません。

吾峠先生がどのような経緯でこのメニューを知ったのかは分かりませんが、何となく冨岡さんのキャラクターに合っているな~と思います。皆でワイワイ食べるよりは、一人、熱燗でも傾けながら食べる日本酒の肴として喜ばれそう(笑)。孤高キャラの冨岡さんらしいというか。。。

鮭はどちらかというと東日本・北日本で好まれる傾向がありますし、冬野菜の代表格である大根と組合せて炊き合わせても、鮭の旨味を大根が吸収してくれるので、今回初挑戦したメニューですが、なかなかいいコンビです。

また、お子様向けに出すならば、バター(無塩)を一欠片落としてもマッチしそうな気がします。
鮭とバターの組合せは北海道では定番ですし、醤油との組合せも北海道ではよく見かけるんですよね。
(私の住む辺りではあまり聞かないですが)

そんなわけで、鮭大根。

私のレシピに加わりそうです(笑)。



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