資格記事でのタイトル作成案(仮)
今回は、少し真面目な話を。
社会人になってから資格に挑戦しようと資格学校の門を叩く際に、試験の難易度やジャンルに関わらず共通している要素は何だと思いますか?
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人によって正解はさまざまでしょうが、わたしは「今の自分を変えたい願望」だと思います。
これは割と自信を持って言えますね。
なぜか?
身元バレは嫌なので詳細は避けますが、某資格学校でスタッフサイド(教える人ではないですが)にいた経験があるからです。
この学校で一番受講生が多かった講座は「公務員講座」。それも、「国Ⅱ・地方上級」コース(国Ⅱは現在の国家公務員一般職に該当します)が一番人気でした。
ここで、このコースを受講する人はどのような人だと思います?
大学生はもちろんですが、既卒者で役所の臨時職員をしながらチャレンジしている人も結構多かったです。
中には、一度民間企業で就職した後に受験の年齢制限ぎりぎりで挑戦していた方もいらっしゃいました。
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ここから先は自戒も込めて書くのですが、これらの方々の立場において、どのような記事を読みたいでしょうか。
個人的な視点からですが、ある程度社会人経験を積んでいる方々が、難易度の高い試験や不退転の覚悟が必要な資格(例えば、年齢制限のある公務員試験など)にあえて挑戦するのであれば、ネガティブなタイトルから始まる記事は、タイトルを一瞥しただけで、もう読む気にならない……と思います。
その先に書かれている内容が、たとえプラスの要素を含んでいたとしてもです。
なぜならば、ある程度メリットもデメリットも承知した上で、それでも各種試験に挑もうとしている方々を見てきたから。
さて。
仮にではありますが、例えば転職手段として公務員を考えていて、公務員試験講座の受講を検討させるような記事を読ませるにはどうするか。
一案として、「社会人経験があるからこそ、メリットもデメリットも承知の上で挑戦する価値を認める」と感じるようなタイトルが必要なのだろうな~と思います。
思いつきのタイトルで恐縮ですが、例えば、
A:「地方公務員(上級職)の価値はどれくらいあるの?年収や実態についても徹底解説!」
というタイトルの記事があったとしましょう。
これから社会人になる大学生はともかく、、、読み手によっては微妙にも取れるタイトルかもしれません。
例えば、諸事情により大学に進まずに高卒ルートで公務員になった方や、※大卒でも行政職を目指しにくい方などは、このタイトルを一瞥するだけでムッとするケースもあるかもしれませんね。
※解説
地方上級(大卒程度)の行政職受験の場合は、法律や経済が専門科目のメインになるので、出身学部によっては大卒でも専門科目で大変苦労する方もいらっしゃいます。
結果として警察官(一次試験で専門科目がありません。一般教養科目が一次試験のメインです)や専門科目のない自治体(町村役場など。やはり一般教養科目のみのケースが多かったです)の採用試験などを受験する方も見てきました。そのようなケースを卑下しているわけではないので、あしからず。
これを、
B:「社会人でも挑戦できる?地方公務員(上級職)の実態について徹底解説!」
と、アレンジしてみましょう。
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このニュアンスの違い、分かりますでしょうか。
Aは、割と公務員試験合格を目指すブログなどで登場しそうなタイトルだと思います。(※適当に作りました、念の為。)
読者ターゲットとしては、主に大学生などでしょうね。
それに対しBは、一度社会人で苦労を重ねつつも、最終的に公務員になった方の文章を彷彿とさせるのではないでしょうか。
ついでに言えば、それを意識して「社会人」というキーワードを入れた代わりに、「価値」や「年収」という言葉を削除しています。
社会人になってから改めて挑戦しようと考えた場合などは、これらを把握した上で挑戦するケースも多いでしょうしね。
もっとも、「別に?違いがよく解らない」と言われたら、素直に私の力量不足と認めますが😅
さて、ここで
あなたは公務員試験を受験しようと考えている人だとします。公務員試験に合格するために、少しだけ公務員講座の受講も考えているとしましょう。
記事の内容はほぼ同一だとして(地方上級職公務員のやり甲斐や大変さにも触れながら、総合的に受験を応援する内容)
AとB、どちらのタイトルの記事を「読んでみようかな?」と感じますか?
もっとも、架空の話ですので、実在のサイトへの誘導や特定の講座を勧めるものではありません、念のため(笑)。
ただ、コメント欄にて回答と選んだ理由を書いていただけると、大変嬉しいです!
どちらが正解……というのではなく、タイトルの決め方(実は、本業でやる機会がまだ殆どない)などの参考にしたいので、皆様、ぜひぜひお気軽にコメントをくださいませ🙏
特に、現役・元を含めた公務員職に従事のnoterお仲間の方々、よろしくお願いしまーす!!
(名指しはしませんが、心当たりのある方、少なくても2名はいらっしゃるはずです笑)
追記:
どう選ぶか基準を決めたい方は、本日の師匠の記事を参考にしてみてください!
久々のご紹介になりますが、大切な要素を提示してくださっていると思います。
これまで数々のサポートをいただきまして、誠にありがとうございます。 いただきましたサポートは、書籍購入及び地元での取材費に充てさせていただいております。 皆様のご厚情に感謝するとともに、さらに精進していく所存でございます。