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言葉と思考と文脈と

こんにちは、こんばんは。

最近、ずっと考えていることがあった

言葉の意味、言葉の捉え方(思考)、言葉の繋がり(文脈)

こんなものが頭の中をぐるぐると今も回っている

まず、言葉の意味からいこう

言葉の意味、例えば「大丈夫」
これは純粋に捉えれば「問題ない」「大したことじゃない」
こんな言葉がどう意義にあたるだろう

だが、「大丈夫」の意味は日常生活では少し複雑だ

コンビニなどでレシートをもらう時
「大丈夫です」という人がいる

果たしてこれは「問題ない」のであろうか?

いいや、これは「必要ないです」という意味の「大丈夫」である

こうなれば言葉の意味は本来の意味から遠く離れたところに位置していることになる

次は言葉の捉え方について

あなたは友達に質問し「大丈夫」と言われたらどう感じるだろうか?

「あ、問題ないんだな」と思うのか
「あれ?何か拒絶されてそう?地雷を踏んだかな?」と思うだろうか?

もちろん、ここには質問の内容や相手の言い方にもよって変わると思う

だが、大丈夫以外の答え方もある中で「大丈夫」と言われてしまうと
なかなかそれ以上踏み込めない気がするのは私だけであろうか?
(先程の2択、どちらかというと私は常に後者的感覚で生きている)

言葉というのは不思議なもので、声に出すまでは自分のものだが、
声に出し、相手に聞こえてしまったらそれはもうどう受け取るか100%相手の思考に任せっきりになってしまうものなのだ。

よく「そういうつもりで言ったわけではない」などがあるがこれは典型的な自分の言葉と相手の捉え方のミスマッチによって起こるものである。

たまたま相手がネガティブなタイミングであった
たまたま相手が怒っているタイミングであった

そんな相手次第の自分でコントロールできない要因で我々のコミュニケーションはすれ違ってしまう

相手がどう捉えるか、自分が言われた言葉をどう受け取るか、そこには細心の注意を払いたい

言葉の繋がり(文脈)について

文脈というのは不思議なもので
大抵の人はこれがないと話の流れを想像できないのである

「大丈夫」

この言葉で納得できた人はいるだろうか?

多くの人は人から急に「大丈夫」といわれたところで
どういうこと?となるはずである

これならどうだろう?

「外暑いけど意外と大丈夫」

こう言われればみんな簡単に理解できるだろう

思っていたよりも外の暑さは問題ないということだ

人は文脈がないと言葉の使い方や受け取り方が分からなくなる

よく恋愛相談などであるのは
「こういうところ本当に嫌いだけど好きなんだよね」

ここまで直接的ではなくても多く使われる言い回しである

ここだけ聞けば、好きか嫌いかどっちなんだとなる

文脈は捻れたりするとどんどんとややこしくなる

そしてそれに言っている本人も聞いている人も意外と気づかないまま流されていき、後々「違う」となりがちなのである

言葉の意味、相手の受け取り方、文脈の捻れ

この三つがとてつもなく複雑に絡み合っているのが日常のコミュニケーションであり、正しく相手の言った意味などを捉えようとすると沼に入ってしまう

きっと多くの人は相手の話し方やイントネーションの違い、表情や雰囲気から言葉の真意を受け取っている
そこには想像力という力が働いているように私は思う

言葉の意味や使い方、組み合わせ方、文脈の使い方をより勉強し
思っていることをもっと上手く伝えられるようになりたいと願う

私はもう少しこの問題について考えるとする

自分なりの答えが見つかるといいが…。

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