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カーフレイズ動作中の足圧変化と長腓骨筋の活動状況

たまーになんですが、妻が足をひねってしまうことがあります。左足がちょっと内股気味で、その影響からか左足だけひっかかりやすいという話しをしていました。

たまたま、測定のために使う足圧計と筋電計が手元にあったので、即席でつま先立ち中の足圧変化と長腓骨筋の筋電を測定してみました。

測定としてはカーフレイズ動作と歩行中の蹴り出しにおける長腓骨筋の活動との関連という論文を参考にしています。

https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/files/public/1/19828/20141016134239909453/JHSHU_6(1)_58.pdf

この論文の結語としては、

長腓骨筋の筋活動については歩行での蹴り出しにおける足関節底屈動作時と、カーフレイズ動作とで優位な相関が認められた。

https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/files/public/1/19828/20141016134239909453/JHSHU_6(1)_58.pdf

とのことだったので、長腓骨筋(腓骨頭下から3横指遠位)に筋電計を貼付して測定。
※ただし、細かいプロトコルは決めてませんし、統計なども出してないので科学的な根拠はありません。生のデータになりますのでご了承ください。


カーフレイズ中の足圧変化

こんなデータで出すとは思っていなかったので、暗い映像ですいません、、
問題になっているのは左足。よく見てみると、右足に圧をかけてから左足が活動しているように見えます。

何度かやってもらいまして、右足→左足というタイミングで圧をかける傾向がとても多かったです。

カーフレイズ中の長腓骨筋の活動状況

12回の施行を生データのままひとまずあげてみます。活動の状況をとりあえずぼんやり眺めて感じたことをまとめようかなと思ったのですが。

こうやって見てみると、先程の足圧の変化と同じように右足が反応してから左足が反応するのが多いように感じます。12回のうち9〜10回くらいはその傾向があります。

これも50回やったらもしかしたら均等になるかもしれませんし、一概には言えませんが、可能性としては十分考えられるところかなと思います。


今回は、細かいプロトコルなどは抜きにしてとりあえず測定をしただけでした。ただ、これから細かいところも知りたいなと思っているので、測定と介入をしてみることにしました。

2〜3人ほど被験者を募集して、長腓骨筋の活動状況と足圧変化を測定、介入をして前後で比較してみましょう。また状況は追ってご報告します。

もし測定にご興味ありましたら、ご連絡ください!よろしくお願いします。

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