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vol.6 "ボケ" を巧みに使う。
さて、前回までは、F値についてつらつらと書いてきました。少しF値について分かったところで、そのF値がもたらす効果に焦点を当てて話そうと思います☺️ (前回はこちら)
ボケの名前
F値を低くすると、被写界深度(ピントが合う面の幅)が浅くなり、ピントが合ってない部分がボケになります。
この、ボケには名前があることをご存知でしょうか?
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13827997/picture_pc_14ae5cf6732ad30c92ffbd762d2161d1.jpg?width=800)
この写真に使われているのは、前ボケといいます。写真全体がピンクがかっているような写真は、被写体とレンズとの間にある花がピンボケして、ボケになっています。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13828018/picture_pc_d022724dfe85ab9487b1931697cb61fc.jpg?width=800)
そしてこれは、後ろボケですね。
被写体とレンズの間にはボケがなく、被写体の後ろの背景がボケています。
このようにボケを使うことで写真の雰囲気を作り出せます。
ボケを巧みに
さて、ボケをただいっぱい入れすぎてもいいとは言えません。何か被写体にピントが合っていないとただのピンボケした写真になってしまいます🤔
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13828093/picture_pc_629b4b41ffcf4a376fac7e933ce2694b.jpg?width=800)
伝えたいもの、撮りたいものには、ピントを合わせ、その他の情報を全てボケさせる。
こうすることで伝えたい内容を明確にすることができます。
写真は消去法
だと言われます。写したいものは写し、写したくないものは削りに削って写さない。
こうすることで明確に主体が表現できる写真になります。
ボケを使って、その他の情報をボケさせて消去してあげれば、上手く主体を表現できるようになりますよ☺️
しかし、風景写真ではボケを使って消去するという方法が取られない写真があります。このことは次回の記事で書こうと思ってます。
ボケを巧みに使って、雰囲気作りを楽しんでみてください📸
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