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育児詩3

「HARU」

今日は どこへ行こう 何をしよう
まだ夢の中にいるきみの
やわらかな頬にそっとキスをする
それがわたしの一日の始まり
遊んでも 遊んでも
疲れを知らないきみを
わたしはいつも追いかけていた

日差しが少しずつあたたかになって
待ち望んだ季節がやってくる
お買いものも おそうじも ごはんのしたくも
邪魔されることはない
時にはお茶を飲みながら
のんびり本を開くのも いいかもね

だけど 春の風は心にちょっぴり冷たい
ずっとそばにいたきみは
明日から バスに乗って旅立っていく
いつのまにか時は流れて
わたしが手をつないでいなくても
大丈夫なくらい
大きくなった
 
行ってらっしゃい
きみの新しい世界へ
入園 おめでとう

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