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展覧会のおはなし1.アーツ前橋「new born 荒井良二 いつも しらないところへ たびするきぶんだった」

先週、観たかった展覧会へ行きました。
アーツ前橋で開催している荒井良二さんの「new born いつも しらないところへ たびするきぶんだった」です。
中学生になった娘と一緒に観てきました。
娘は小さい頃から絵を描くのが好きで、部活も美術部に所属。
でもなぜか、絵画鑑賞はあまり得意ではなかったのです。
だから、今回もあまり気乗りしないんだろうなあなんて思っていたら、意外と真剣に観賞していたので、何だか嬉しい気持ちでした。
娘は、この展覧会の作品をひとりの絵描きさんが描いたことに驚いていたようです。
それほど、多様な描き方の絵があり、色彩とエネルギーにあふれていて、元気をもらえる、そんな世界でした。
緻密な筆遣いの写実的な動物と、小さな子どもがクレヨンで描いたような女の子の絵が同じ紙の上に同居しているのも、不思議な感じ。
私個人の感想としては、解き放たれるイメージで、心地よい感覚もありました。
色々思い悩むことの多いこの頃…行ってよかったと思える展覧会でした。
できれば、もう1回行きたいけど…。

観賞の後は、ミュージアムカフェ(ロブソンコーヒー・アーツ前橋店)でお茶。
白を基調としたさわやかな店内に、ガラス天板のテーブルとソファがとても居心地がよかったです。
なぜか、若かりし頃、カフェで何時間も仲間たちと創作の話に花を咲かせていたことを思い出しました…。
今は「主婦」で「母」な部分の方が多いけど、少しずつ「創作者」としての自分が戻ってきたらいいなあ…なんて思っています。
いや、「戻る」というよりも、新たな境地に踏み出したい…かも知れません。
もちろん家族(動物含め)を大事にしながらですけどね。


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