オトナの決断
智(ち)に働けば角が立つ。
情に棹(さお)させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
これは、夏目漱石が書いた
『草枕』という小説の冒頭にある一文だ。
ワタシは重大な決断を迫られたとき、
『草枕』の一文を思い出して
肩のチカラを抜くようにしている。
頭の中で考えるだけではダメ。
情に流され過ぎてはダメ。
意地っ張りになるのもダメ。
いわゆる、戒めってやつですね。
そりゃあ、どうしようもできなくて
頭を掻き毟りたくなるときもあるけれど、
できるだけ落ち着いて判断したいなと思うわけです。
だって、ランチって大切じゃないですか。
ただお腹が膨れればいいってものでもないし。
さて、今日のお昼は、何を食べようかしら。
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