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02_理不尽は誰のせいなの?

毎年年越しは祖父母の家(@愛知)で過ごすことが多かったのですが、今年は珍しく実家(@神奈川)で過ごしたところ、過ごす環境が変わったからなのかあまり年を越した感覚がないまま・・紅白のAIさんの曲(アルデバラン)で感動してたら・・いつの間にか新年を迎えてしまいました。笑
皆さま、あけましておめでとうございます。

前回は最悪上司のエピソードを書きましたが、ちょっと(かなり?)憎しみが混じってしまい、悪口要素が強かったような気がしております・・笑 本当に書きたかったのは「組織にいるとこういうことってありますよね、皆さんはどう思います?」というフラットな話だったな〜と思い、今日は(新年ということもありますので)穏やかな気持ちで書きたいと思います。

会社に入って、いわゆる「理不尽」なシチュエーションに遭遇したことがある人は多いのではないでしょうか。(それが自分自身に起きたことでなくても)
今日は、私が前職でも現職でも感じた「理不尽さ」を紹介したいと思います。

1.言いやすい人、言いにくい人

世渡り上手でどんな組織でも上手くやっていける人っていると思うのですが、それと似ているようでちょっと違うのが、世の中には「言いやすい人、言いにくい人」がいるということです。
そして、私は完全なる「言いやすい人」でした。時に「怒られやすい人」でもあるかもしれません笑
例えば・・・
・同じミスをしても、「言いにくい人」よりも断然強めに言われる
・面倒くさい仕事をいつも頼まれる
・飲み会に行かなかったら、わざわざ昨日来なかったよなと言われる(これはまた別の問題かもしれませんが)
などなど。

この場合「言いにくい人」は「優秀な人」や「世渡り上手な人」ではなく、単に仕事の依頼や注意がしにくい人を想定しています。イメージとしては「反抗してきそうな人」「言ったら面倒くさそうな人(すぐ泣いちゃいそうとか)」などです。
入社間もない頃は言われやすい自分に対し、自分の振る舞いに問題があるんだろうか、人より何か劣っているのかな、と悩んでしまいましたが自分が部下を持つようになってからは、そうではないなと思います。
人間は「言いやすい人」についつい言ってしまう生き物なんです。だって言うのも体力を使うことだから。

それでは、じゃあしょうがないね、と泣き寝入りするべきかというとそれも違うと思います。「言う側」がちゃんと”言いにくい人”にも言うべきなのと、「言われやすい人側」が何故私にばかり言うのですか?と、理不尽に思っていること、理不尽になってしまっている現状をアピールすべきなのかもしれません。(言いにくい人側は、何か改善できることがありますかね。)

2.死んだふりしたもん勝ちなのが常

会社にもよるかもしれませんが、厳しい環境であればあるほど仕事は「理不尽に偏っていく」ものだと感じております。
中には、仕事は任されたもん勝ち、出世したいなら仕事を取りに行くべき、という考え方もあると思います。それ自体を否定したいわけではないのですが、やはり理不尽に偏るのはおかしいと思うんですよね。

「死んだふり」、とは何回指摘されても仕事を前に進めない人(や部署)や毎回〆切を守らないで「あの人はああいう人だから」「あの部署はやらないから」というもはやキャラを確立しているケースです。
※当然死んだふりする側にも事情はあるので、本当にやむを得ない事情があったり、死んだ”ふり”ではない場合は仕方ないと思います。自分自身の心と体は大切にすべきであると思うので、それでも逃げるなよと言いたいわけではありません。

前職でも、〆切が近づいてくると、死んだふりした社員や死んだふりした部署の仕事がどっと押し寄せてきて苦しんだことがありました。幸い(いや不幸にも)、私はメンタルも体も強い方だったので、そういう苦境を耐え抜いてしまい、、結果として仕事が成り立ってしまっていたので何事にもならず、また同じことが繰り返されました。ただ、耐えられたと言っても、いつも心をすり減らして、睡眠時間を減らして、、、こちらもギリギリの状況ではありました。

今の時代、精神的に病んでしまい退職してしまう人を出さないことを第一に考えること、について理解はできますが、ただ単にサボり癖、白旗を揚げる癖がついている人を増やしてしまっていないか、という点についてはしっかりと見極めるべきだと思います。
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出世をしたい人だけが仕事を頑張ればいい、人それぞれ働き方があるのだから自分のペースで働けばいい、それ自体は間違ってはないと思うのですが、誰かが不当に重い荷物を背負わされるのは違うんじゃないかなと思うんですよね。。

それを分かりやすく、より”理不尽を味わっている側”に響くように描かれているドラマがあったので紹介します。(ちょっと前のドラマですが。)
私は第1話を見た時に涙が止まりませんでした。と同時に少し心が軽くなったのでドラマって不思議ですね笑

色々と書いてきましたが、この「理不尽」をなくすためにどうすればいいのか、方法は色々あると思いますが、最後に私が実践していた攻略法(?)を紹介します。
それは「組織としての課題にすること」です。

1(私ばかり言われてしまった場合)は、私個人に矛先を向けのではなく、「つまり組織として〇〇が足りていないと言うことですか?」「それは今やってる仕事全体として言えますよね?他にも同様の事象がないかチェックしますね(仕事が増えちゃいますが)」と言うことで、常識的な人であれば「そうだね、●●さんに言っちゃったけど全体の問題だね」と言ってくれます。

2(死んだふりの人の仕事を押しつけられた場合)は、本来は他の人(または部署)の仕事だったものを”請け負ってしまっている”、ということを資料か何かで「見える化」してアピールします。結果として今回は仕方なくやりますが、こんなに負担が増えたんですよ!と言うことで、実はそれにすら気づいていなかった上位者が「組織として良くないよね」、と動いてくれる場合があります。

どちらも”まともな組織であれば”、なので上手く行かない可能性も多いに秘めていますが。。。皆さんはこういう時どのようにされていますかね、そういった意見ももらえたら嬉しいです。

長々書きましたが、少し飛躍して言うと、「真面目に頑張っている人が損をして、急にゴミを拾った不良が褒められる社会は嫌だ!」と言うことです。(飛躍しすぎ?笑)


最後まで読んでくださって本当にありがとうございます。

Kan!!

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