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drugs and immorality

槇原敬之さんが再び覚醒剤取締法違反で逮捕された。やっぱりやめられないもんなんだなぁぐらいの感想しかないのだが、ヤフコメで面白い内容を見つけた。

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たしかに先日の東出昌大さんの不倫報道では、嫌悪感に満ちた感想が多く報道されていた。それまで好印象だったからギャップで落ちたんだろうとは思ったが、毎度この手の報道は過剰なまでにしつこく繰り返し連日語られる。ついには昔の元カノの写真までひっくり返して文春砲の仕立てる始末。

一方、薬物報道ではそこまで印象が悪い感想を抱くことがないように思う。ピエール瀧さんの報道も、裏では電気グルーブの素晴らしさが語られていた。Asukaさんの報道も、チャゲアスの素晴らしさが語られていた。沢尻エリカさんはちょっと微妙だったが。

どこに嫌悪を抱くポイントがあるのだろうか。素晴らしい作品を残したアーティストの薬物報道がそれ程悪いコメントが増えないのかと思いきや、才能溢れる川谷絵音さんの不倫報道はかなりまずい印象だったので、そういう事では無さそうだ。

刑事罰のある薬物報道では、応援する声が見られ、民法上の「貞操」と言う曖昧な判断基準に任される不倫報道では大バッシングに合う。

これは私の仮説だが、実際に刑事罰を受けない不倫と言う罪に、一般の人々が無意識下で裁きを与えたいとバッシングを起こすのではないだろうか。

薬物報道では、刑事罰によって辛い思いをし報いを受けるのだからそれほど攻めたがらないと言う心理。不倫報道では、法律上明確な罪に値しないため報いを受けないから、代わりに一般人がインターネットを活用して報いを受けさせようとする心理。

この心理的違いが、結果的に薬物取締法と不倫報道への反応にそれぞれ影響を与えているようだ。

不倫報道の場合は、自分も楽しみたいのに芸能人ばかり楽しんでずるい。しかも罪に問われないなんて、と言う心理が少なからずあるだろう。

いずれにせよ、誰がくっついて離れようが、他人の人生だ。まずは自分の人生だけに集中しよう。いくらずるいと思ったところで、彼らの人生における課題は、彼ら自身で解決するべき問題だ。

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