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茶葉を摘んでいる方たちへインタビューをしてみた

 スリランカの中央高地は茶葉の生産で有名です。

 先日、中央高地のキャンディへ行きました。少し山の方へ行くと、山の一面にお茶畑がある場所に行くことができます。
お茶摘みはタミル人の女性がしていることがほとんどです。イギリスの植民地時代に茶葉生産の労働者としてインドから連れてこられたタミルの方が多いそうです。また、女性の方が手が小さく、お茶を摘む細かい作業に向いているそうです。

 なかなか出会う機会のない方たちなので、インタビューをさせていただきました。積極的に茶葉を摘んでいるところと見せてくれたり、茶葉をこすって香りを確かめさせてくれたりしました。
一番気になっていたのは彼女たちの給料です。聞いていみると、一日1,000ルピー(520円)だそうです。スリランカは物価が安いとはいえ、都市部では大学生のアルバイトでも一日2,000ルピー貰えることもあるのでとても少ないと感じました。

 インタビュー終了後に「チップちょうだい」と言われました。チップも彼女たちの収入源。だから積極的にお話ししたり、作業しているところを見せてくれたのかと腑に落ちました。
みなさんもスリランカにきたら、中央高地まで足を運んでみると彼女たちに会うことができるかもしれません。


茶葉を運ぶのは大変そうです

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