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ウミガメの保護施設(スリランカ)
スリランカの南西海岸で5種のウミガメが生息している。保護施設の周りにはにぎやかなホテルもなく、素朴な雰囲気な田舎町でウミガメが毎晩産卵しに来るそうだ。だが、そのまま放置すると、他の動物や現地の方に食べられてしまうため柵の中で大事に保護している。
ウミガメは大きいというイメージがありソフトボールくらいの大きさを想像していたが、ニワトリの卵くらいの大きさだった。形はまんまるでボールのよう。
まだ赤ちゃんのウミガメも保護されていて、触ったり、手のひらに乗せたりすることができた。このサイズのまま成長しなければ家で飼いたいくらいだ。陸にも生息するカメと違い手足がヒレのようになっている。泳ぐことに特化した身体だ。爪もあるがとても小さく手が触れてもケガをすることはない。
保護施設には目が見えなかったり足の一部がなかったりする障害のある大きなカメも保護されていた。50センチ弱のカメは重かったが、何とか抱えることができた。最大で1メートルほどのカメもいたが、触ることはできても抱えることは到底できないなと感じた。大きなカメは気を付けないと手を噛むそうで、スタッフは度々噛まれていると言っていた。噛まれてもカメはかわいくてたまらないそうだ。
海が汚染されていなかった頃は300年生きるカメもいたとか。これ以上海を汚さないようにしていきたい。
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