私と生徒たちでは、指先の能力が明らかに違っていた。(中略)私のように視覚に大きく依存している人間が目隠しをしても、視覚障害者と同じ感覚になるわけではない。つまり骨の授業も、視覚を中心にして学ぶ生物の単なる代替ではない、ということなのだろう。(柳楽未来著 『手で見るいのち』p38)

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