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坂口恭平著『自分の薬をつくる』をよみました

坂口「じゃ、私が調子悪くて寝込んでいる時の癖を教えますね」
久保田「はい」
坂口「インターネットで『人と比べないようにするための五つのコツ』みたいなまとめサイトをついついしらべちゃうんですよ。そこにこういう人に当てはまる箇条書きでいくつか書いてあるのを読むんですけど、どれもハズレがなく、ムッチャ俺や〜、って言って、わざわざ落ち込んでます。それあなたもやっちゃいません?」

p47

私もやります。

もうここから爆笑して一気読みしました。

その後も同じように「わざわざまとめサイトにいっちゃって落ち込む」ということが何度も出てきます。ただ、それを読んで感じた「皆やってんだな!」という、(本書内の桜木さんの相談中にも出てきた)「安心感」は大事にしようと思ってます。

以下、気になったことばのメモ

『自分を反省し、否定する攻撃が極まったものが自殺です。それを避けるための作品作りです。』

p98

やりたくないことをしない。
やっていることはそれだけです。』

p157

『症状:好奇心がなくなって、好きなものがわからない。
理由:インプットが飽和して、アウトプットの時期に来ているのかもしれません。
対策:自分がほしいと思うもの、彼の場合では白シャツ、それを自分で作ってみる。』

p205

窮屈さを感じた瞬間だけ、(中略)積極的に自閉しましょう!

p278

『早寝早起き朝ごはん』

p281

好奇心がなくなっていろいろなものに興味が持てなくなったときは手を動かしてアウトプットというのは目からウロコでした。
ちょうど編み物を始めてそろそろ一年だから、煮詰まったらあみあみします。

そして、周りに話せる人が私は運良くいるので、精神的に辛かったら口に出そう。

出会えてよかった本です。

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