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自己紹介

はじめまして。
Web講師のいしかわです。

まだnote始めたばっかりなので、まずは簡単に自己紹介してみようと思います。

■仕事のこと

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初学者の方を中心に、ホームページの作り方を教える講師をしています。
いわゆる職業訓練校の先生です。
東京の新宿にある学校でフリーランスのWeb講師として働かせてもらっています。東京といっても、最近ではほとんどオンラインになってます。

講師歴は、2022年1月時点で約10年です。

今まで教えてきた学校は、
・新松戸(千葉県)
・八千代台(千葉県)
・柏(千葉県)
・渋谷(東京)
・目黒(東京)
・池袋(東京)
・秋葉原(東京)
・新橋(東京)━ここから民間の学校
・大宮(埼玉)
・四谷(東京)
・上野(東京)━ここまで民間の学校
・もう一度池袋(東京)
・新宿(東京)━今ここ

こんな感じです。色々な場所で、色々な生徒さんにお会いしてきました。

なるべくわかりやすい授業を心がけています。

■今までの経歴

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講師以前の事を書いてみます。

・映像編集のアシスタント時代

元々僕は、映画が好きで、いつか「映画監督とか出来たらなぁ」と思いつつ、映像の業界でお仕事をしていました。
いわゆる映像編集のアシスタントの様な仕事でした。

具体的には、完パケと呼ばれる、編集の終わったマスターのテープから、各放送局に郵送するために、別のテープにダビングする様な仕事をしていました。
ダビングしたテープは、きちんと録れているか、ノイズが乗っていないかを一本一本確認する必要があり、多い時では一晩で130回以上同じCMを見たこともあります。
CM以外だと、音楽PVのダビングなども行なっていました。
実際にCDが発売されるちょっと前の時期に仕事で音楽が聴けるのが嬉しかったです。

・初めてのパソコン

数年働いた頃、(映画監督への憧れは、とっくに無くなっていましたw)生まれて初めて自分のパソコンを書いました。その当時は実家に住んでいて、我が家初のパソコンだったので、ネットも自分で契約しました。
ISDNだったのですが、なかなかネットに繋げられずに、コールセンターに電話したり(ガス屋さんがネット用の回線を使っていた?とかの理由だった)、丸一日かけてネットを開通させ、Yahooの画面が表示された時はめっちゃ感動しましたw

それからは、ほぼ毎日の様に何時間もネットサーフィンしていました。調べればなんでも教えてくれるインターネットが、その当時の僕には楽しくて楽しくて仕方がなかったです。

その内に、パソコンを使った動画編集に興味が出てきました。
本当は、Macのfinal cutという動画編集ソフトが欲しかったのですが、その当時買ったパソコンはWindowsだったので、Adobeの動画系のソフトを買う事にしました。
今はサブスクになっていますが、その当時のAdobeの製品は買い切りの商品になっていて、「動画セット」、「グラフィックセット」、「Webセット」の様なセット販売がされていました。
その中から、video bundleという動画セットを購入しました。
中に入っていた主なソフトは、
・Premiere
・After Effects
・Photoshop
・Illustrator
などでした。
早速Premiereを勉強しようと、立ち上げてみたのですが、なかなか思うように動かず、異常な重さでした。。
動画編集には、レンダリングという演算する工程があります。それが終わらないと、次の作業ができないのですが、「レンダリング終了まで約6時間」など、尋常じゃない時間がかかっていました。
夜にレンダリングを開始して、そのまま寝てから朝作業しようと思ったら、そのままフリーズしていたなんて事もありました。

当時僕は、パソコンに関して素人で、システム要件なんて全く知らず、どんなパソコンでもPremiereやAfter Effectsが動いてくれるものだと思っていました。
ですが、その当時僕が持っていたパソコンは、どう考えても動画編集系のソフトがまともに動く様なスペックではありませんでした。。。
メモリの増設などもしましたが、それでもやはりストレスなく動く感じにはなりませんでした。

しょうがないので、ギリギリ動いてくれたIllustratorやPhotoshopの勉強をはじめました。毎日仕事が終わってから夜遅くまで入門書と格闘していました。
勉強と書くと、大変な事を必死にやっている様に感じますが、その当時の僕はIllustratorやPhotoshopをいじるのが楽しくて仕方がなかったです。
初めてIllustratorを使って年賀状を作ったり、Photoshopで合成写真を作ったり、出来る事がどんどん増えていくのが嬉しかったです。もっと色々な事を知りたいと思った僕は、Adobeが主催するイベントやセミナーなどに、仕事の休みを利用して出席するようになりました。
スピーカーの方達の素晴らしい作品を拝見し、ものすごくテンション上がったのを覚えています。僕もあんな風にかっこいいものが作りたいなと思いました。

・Webの世界へ

そんな風に、セミナーやイベントに参加するたびに、スピーカーの方達にWebの仕事をしている人が多い事に気がつきました。
その当時はまだフルFlashサイトが広告業界を中心に沢山使われていて、フレキシブルに動くかっこいいサイトに憧れました。
Webに興味を持った僕は、HTMLやCSSの本を買って独学で勉強しました。最初は全然意味がわからなかったですねw

日に日にWebサイトサイト制作への思いは強くなり、思い切って映像の仕事を辞めて、デジタルハリウッドというWebの学校に通う事にしました。
現在は、オンライン中心になっているようですが、その当時はお茶の水まで毎週通っていました。自分と同じような境遇の方が多く、約1年弱、楽しく勉強できました。
その間、学校で知り合った方に紹介してもらって、Webコンサル会社のSEO担当としてアルバイトしていました。そのアルバイト先が、学校で習ったことをSEOの仕事をしつつアウトプットが出来る、本当に良い環境でした。あの会社と直属の上司に出会えなければ、Webの世界にいられたかどうかわからないくらい沢山お世話になりました。

・Web制作会社へそして闇の時代へ

学校を修了した後は、Web制作会社に入社しました。
正確に言うと、自社サービスを展開する会社にデザイナーとして入社しました。念願のWebの会社に入れたのですが、そこでの就業経験はあまり良いものではありませんでした。

誰かが教えてくれるような環境ではなく、入社初日に紙で書いたメモ(グローバルナビゲーションの項目が書かれていた)を渡され、それ以外の資料も何もないままサイトを作らされました。未経験だった自分には、なかなか大変な職場でした。

その当時、デザインが下手で、でも「Webデザイナーになりたい」という思いで前職を退職したし、ひとまずデザイナーにならなくてはと苦手なことを無理にやっていた気がします。今だったら、もっと自分に合う環境を選べたかもしれませんが、その当時の僕は会社が自分に何を求めているかもわからなかったし、会社に合わせる力も持っていませんでした。

結局最初に入ったWebの会社は、全然長続きしませんでした。デザイナーとして、自分はやっていけそうもないなと感じ、エンジニアになろうとしましたが、そちらはハイレベルすぎてやっぱりついていけませんでした。
さらに今度は、元々僕は、Flashで作られたサイトを見て、かっこいいなサイトだなと憧れたので、その当時だいぶ下火になっていたFlashの仕事に就きました。
Flash自体は楽しかったのですが、小さい会社だったので、自社サービスの電話対応や運用をしなくてはならず、そちらの比重がとても大きくなっていきました。お客様との折衝など一度もやったことのない僕は、電話対応の下手さを何度も社長から指摘され、すっかり萎縮してしまい、さらにミスを繰り返すという悪循環にはまっていきました。
結局その会社も長く続けることは出来ませんでした。

・Web講師へ

Flashの会社を退社し、憧れていたWeb制作は、どうやら自分には合わなそうだと気づかされ、途方にくれる毎日を過ごしていました。さらにその当時ちょうど30歳と節目の時期だったこともあり、悶々と過ごしていました。

自分が何に向いているのかさっぱりわからず、先が見えずにいました。

とはいえ、働かないわけにいかないから、以前お世話になった、転職エージェントさんとの会話で、「ITスクールの講師なんてどうですか?」という言葉をいただいたのを思い出し、Webの先生になろうと思いました。

この時の決断が、僕にとっては最良の選択になったと思っています。

僕の趣向は、どちらかと言うとスペシャリストよりもジェネラリスト寄りな気がします。

深い専門性と一点に力を注ぐことを求められるデザイナーやプログラマーの様な、職人っぽい仕事は、あまり長く続けられないと気づきました。
デザインもプログラムもマーケティングもSEOも楽しいから、どれか一つに注力出来ないのです。

僕に対して、「良いデザイン作って欲しい」と思ってくれた会社にいた時はプログラムが気になって、「サーバーの事をしっかり把握して欲しい」と思ってくれた会社にいた時は、Flashに興味がありました。
なんともちぐはぐですね。

その点、Web講師の仕事は、色々な知識を横断的に求められます。

コーディングも、デザインも、プラグラムも、マーケティングも自分自身がその道のスペシャリストじゃなくても、各々の仕事の特徴や楽しさや大変さを伝えられればいいので、ジェネラリスト寄りな僕にはとても合っているように感じています。

一つのクラスの授業を、ほとんど任せてもらえるのもありがたかったです。誰かに指示されてやる仕事ではなく、下手なりに自分で工夫して授業を組み立てることができるので、自分自身の成長を感じることも出来ました。

結局それから約10年、フリーの制作をたまにやりながら、Web講師を続けています。

■好きなこと

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仕事やキャリア以外のこともちょっと書こうと思います。

好きなことと言ったら、お酒を飲むことですかね。
最近は、色々なウィスキーにはまっています。バーの店長がやっているyoutubeのチャンネルを毎日のように見ています。
毎晩の晩酌と新しい銘柄のウィスキーを買うのが何より楽しみです。

食べ物だと、グリーンカレーが大好きです。色々なお店に行って食べてます。会社の側にある、グリーンカレーを出す店は、大抵行った事がある気がします。

前述の通り、スペシャリストよりもジェネラリス寄りの考えなので、何か趣味を見つけてもすぐに飽きてしまう事が多いのですが、仕事以外のこともnoteに書けたら書いてみようと思います。

■最後に

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本当は簡単に書こうと思っていたのですが、だいぶ長くなってしまいました。もしここまで読んでくださった方がいたら、本当に嬉しいです。ありがとうございます。

最後に、授業に役に立てばと、僕が作成した、バナーのギャラリーサイトです。もしよかったら見てみてくれたら嬉しいです。

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