結局_人間はラベルを付けるのが好きなんだと思う__3_

海外組は「危なくないよ!」というけど、「海外は危ない」は一理あると思う。

わたしはトロントに住んでいるので「海外組」なわけですけど、「海外は危ない」に一理あると思う派です。

こないだこんなツイートを見かけました。

これに対して異論はありません。海外はステキなところです。

わたしはシドニーに2年半、トロントには3年半住んでますが、もちろん決して「行くな」とは言わないです。

海外って世界の99.75%だからね

ただ、まず最初に思うのは「海外」という定義が広すぎるという点。

世界中の日本以外を「海外」というのであれば、99.75%が海外です。
※日本の面積は、概算で0.25%くらい、つまり400分の1くらいだそうです。

なので、ガチで「治安やばい」って言うところもあると思うわけです。

シリアも海外だし、トロントだって海外ですからね。

トロントの治安はいい?

3年半住んだ所感としては、治安はいい方だと思います。

それでもお尻のポケットにiPhone入れて歩いてると、カナダディアンの友達からは「それ危ないからやめた方がいいよ」とは言われます。

全員が全員、善人ではないってことなので、まあここは日本とも同じかなと思うところです。

じゃあなんで「海外は危ない」に一理あるの?

もう海外在住も丸6年が経ちましたが、それでもやっぱり日本ほど安全だなーとは思えないわたしです。

日本では夜中まで渋谷だろうが新宿だろうが、繁華街を飲み歩いてましたし、終電も夜道も1人でも問題なく過ごしてました。

でも海外(トロント)ではそれができない。
(してる人もいますけど、わたしはできません)

● 夜遅い時間(9時か10時以降)になったら電車は1人で乗らない。
 必ずUBERで帰る。

● 夜遅い時間(9時か10時以降)になったら繁華街でも1人では歩かない。

を徹底しています。というか怖いからそうしてるだけなんですけどね。

で、この理由なんですが、
危ない人を察知できるセンサーの精度が低い』んだと思うんです。

日本にいると(日本人同士だと)、

「あ〜この人ひとりで楽しくなっちゃってるだけだから、ここに居ても害ないな」って人と、

「あ〜この人ガチでヤバいやつやん。車両変えるなり離れた方がいいな」って人を瞬時にセンサーが見分けられるわけです。

でも海外で外国人相手だとセンサーの学習量が足りてなくて、ちょっと酔って声がでかいだけの人見ても「あ、この人危ないかも」ってセンサーがいつもよりもセンシティブに働く。

隣にパートナーがいるときは「ねえ、あの人大丈夫?」って聞いては、
「あの人はガチでヤバい人」とか「あの人は酔ってるだけ」とか、カナディアンセンサーで教えてもらって、身をもってケーススタディをしてます。

多感な時期に日本で育ってると、身をもって「日本」を理解してるので、シックスセンス的なものが「危ない」を教えてくれるんですが、これが外国人相手だとなかなか信頼性がない。。

それが故、わたしは「海外は危ない」という結論になってしまう人もいるんだろうなぁと思うわけです。


さらに書くための書籍代・勉強代に充てさせていただきます📚ありがとうございます!