ネクタイの物語
気分転換の気分にも押され、タンスの整理、断捨離の儀を執り行うことにしました。
衣類品はもちろんのこと、ネクタイのような服飾品もその対象になります。
結果、この10本と別れることに決めました。
別れの理由は、それぞれにあります。
Men’sにとって、Vゾーンを彩ってくれたネクタイには、その1本1本に「戦友」的な思い入れとメモリーがあるもの。(少なくとも私には)
「これは、あの苦しかったプロジェクトの時に着けていたものだな」とか、購入した際の「これはあの社員(紳士服売場の)の子に見立ててもらったものだな」など、そこには小さな物語が詰まっています。
でも、己のテイストの変化等によって、何年もVゾーンから遠ざかってしまったネクタイたちは、もう自分との関係の役割は完了しているのだなと、そのような想いを着地点とし、納得材料にしています。
別れには、ただ煩雑に放り投げることはせずに、これまでタンスに仕舞っていた時と同様に綺麗に包めて、感謝の念とともに送り出しました。
さあ近々、新しいネクタイを迎え入れるためのショッピング。
楽しみたいと思います。
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