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Kodak Retina Ⅰ

クラッシックカメラの魅力

レチナとの出会い

去年、東京に行った際、フラッと立ち寄ったアメ横の中古カメラ屋さんで、素敵なカメラに出会ってしまいました。
飛行機まで時間もあるし、何かないかな〜くらいの気持ちで、お店を調べて入ったのですが、宝の山みたいなカメラがズラーっと並んでいて、つい、欲しくなってしまったのです。お店の方に相談して、オススメなのを見せてもらいました。何とか飛行機にも持ち込めそうだし、お値段も、お手頃。何より、見た目がカッコいい。
お店の方に聞くと、ドイツの古いカメラ、とのことで、動作は正常。写りは、シュナイダーのレンズ使ってるので、大丈夫、とのことで、思わず買ってしまいました。

さっそくフィルムを詰めてテスト 

福岡に帰り、さっそく使ってみることに。せっかく、コダックのカメラなので、コダックのフィルムがいいだろう、と、ちょうどストックがあった、Kodak Color Plusを詰めてテスト。
なにせ、古いカメラです。露出計はもちろん無いし、ピントは目測です。ファインダーはいちおう付いているけど、あくまで目安程度。スマホの露出計アプリを頼りに明るさを決め、ピントは、ほんとに目測で、だいたいこれぐらいだろう、というところにセット。
フィルムカメラは、現像するまで結果がわからないのが醍醐味ですが、このカメラは、特にわからない。もう、想像力で撮るしかありません。そこがまた楽しい。 



戦前のカメラとは思えない写り

現像に出してみると、びっくりしました。
想像をはるかに超える写り。もちろん、失敗もたくさんありますが、ちゃんと撮れているものは、シャープだし、何より色味にも独特の味がある。これが、シュナイダーの写りか…。
コダックのフィルムとの相性もさすがにいいようで、えもいわれぬ美しい写りです。
感動してしまい、すっかりこのカメラの虜になりました。

写真はスマホで撮る時代

スマホカメラの性能がどんどん上がって、
一眼等のカメラは、遅かれ早かれ、過去のものになるような時代。
あえて、カメラで写真を撮るなら、思いっきりスローなカメラで撮りたい。
そんな要望に応えてくれるのが、フィルムカメラです。
フィルムカメラには、様々な個性、種類があり、作られた時代も長い歴史があります。フィルム代も高騰してますが、そこは、数より質で楽しみたいです。


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