初めまして。 徳島県徳島市の産直市「喜多野安心市」の専務取締役(2代目)の廣永 工(ひろながこう)といいます。平成元年生まれの現在35歳。 産直とは、「農産物直売所」のことであり(いわゆる道の駅みたいな) 『喜多野安心市』という店名は 『喜多野』は地名、『安心市』は”安心してお買い物いただけるように”という願いを込めてうちの父が命名したものです。 うちの社名は 「株式会社 喜多野」。店舗創業から15年半の会社で、 75歳で代表を務める父、専務の僕、経理で取締役の母と姉の4
”美味しい野菜の選び方”。 職業柄、僕はよくお客様からこの手の質問をいただきます。 しかし、商品の目利き以上に大切なことがあります。 それは 商品を選ぶ前に『店を選ぶ』『作り手を選ぶ』ということです。 なぜそれが重要か?と言うと、①良い商品が手に入る確率がグッと上がるから②良い店や生産者を応援することに繋がるから この2点。 ちょっと大雑把な話のようで、実はかなり本質的な話になりますが、美味しい商品をたくさん販売しているお店の商品は大体どれも美味しいし、美味しい
5回目の投稿となりました。 自己紹介記事はこちら。 今回は、 産直で”旬”の食材を入手することで得られるメリット5選! ということで産直で日々”旬”の食材を購入していただくとどんな良いことがあるのか?という点に焦点を当てた記事を書きます。 まず前提として 産直って旬の食材ばかりなの? という疑問が浮かぶかと思いますが、概ねそう(旬の食材がメイン)です。 例えばこれからの季節ですと果菜類(きゅうり・なす・とまと・ピーマンなど)がたくさん出てきます。というか、果菜類で溢
徳島県徳島市の産直市「喜多野安心市」専務の廣永 工です。 自己紹介の記事はこちら。 さて、今回は産直の経営者目線で 「適正価格」というものについて考察した記事を書いてみたいと思います。 どの業界においても経営をする上で一番と言っても過言ではない「適正価格」の概念。これ、言うのは簡単だけど、いざ商品ごとに適正な価格設定をして健全な経営に繋げていくとなると至難の業。それができれば立派な経営者。 そう、「値決め」って経営そのもの。 京セラ創業者の稲盛和夫さんが『値決めは経営
早速ですが、 皆さん「産直市」って行ってますか? 産直って、なんだ!?という疑問については前回の記事でも解説していますが( https://note.com/k_hironaga/n/naefb4cb428a4 )、言い換えてわかりやすく表すと生産者から(産地から)食材が直送された市場のことです。 ※市場って言っても消費者向けのお店。現代版の八百屋みたいな感じと僕は思っています。 一般的には、 スーパーとかで売られている農産物の流れって 生産者→農協→市場→業者→スーパ
2回目の更新となります。 前回の記事(初投稿の記事)でもちょっと触れましたが、 「産直」とは? あまり馴染みのない方に向けて。 「産直」という言葉。元々は「農産物直売所」を略したものです。 そんな風に言っても全然ぴんと来ない方は結構多くて、「道の駅みたいな感じですよ」って伝えると、「ああ、農家さんが直接野菜を納品するような感じの!!」って、わかってくれる人が多いです。 そもそものルーツとしては、農家さんが自分の育てた青果物を「直売」する場として、生産者組合のようなもの