基軸通貨を守るための"世界の警察"、辞めた途端に米国がおかしくなった

基軸通貨で世界の頂点に達した米国。その基軸通貨を揺るがすことがないように「世界の警察」を力づくで担っていたんだろうと解釈しています。

一人の党になろうとしている米国共和党。その一人が「ウクライナに対する支援が過剰では?」と疑問を呈した途端、米国が揺れる・・・。

基軸通貨として世界に信任されている米国。だからこそ、自由と民主主義で開かれた国家を理想とする国々に支援を惜しまない "義務" があるのです。

「基軸通貨で集まったお金は、すべて、米国のために使う。」発想が主流になりつつあります。そんなことをすれば、世界から信任を得られなくなり、米国ドルの信頼は落ちていく。その先は基軸として存在できない状態となり、「それでは米国が成り立たない」として、あの元大統領はなりふり構わず「似非:世界の警察」を復活させることでしょう。

米国ドルを強制使用させる。そんなことが起こり得る。米国との同盟にひびが入る時が来る。それをわかっていない人気者が再び大統領になろうとしている。

米国がおかしい。

もう、だれにも止められない? 11月の中間選挙でそこが見えてきます。見えた途端、世界は過去に例を見ない "地鳴り" を聞くことになるでしょう。

#日経COMEMO #NIKKEI

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