妄想:常任理事国による国際会議体は、もういらない

どの国が世界のリーダーシップを発揮するか。多数決や拒否権というやり方が国際会議体として、今後の人類にふさわしいことなのか。諸々考えて、妄想しています。*****

安全保障理事会(国際連合広報センター参照):国連憲章のもとに、国際の平和と安全に主要な責任を持つのが安全保障理事会である。理事会は15カ国で構成される。常任理事国5カ国(中国、フランス、ロシア連邦、イギリス、アメリカ)と、総会が2年の任期で選ぶ非常任理事国10カ国である。各理事国は1票の投票権を持つ。手続き事項に関する決定は15理事国のうち少なくとも9理事国の賛成投票によって行われる。実質事項に関する決定には、5常任理事国の同意投票を含む9理事国の賛成投票が必要である。常任理事国の反対投票は「拒否権」と呼ばれ、その行使は決議を「拒否」する力を持ち、決議は否決される。これまで国連の加盟国で60カ国以上の国が一度も理事国になったことがない。国連憲章のもとに加盟国がその実施を義務づけられる決定を行う権限を持っているのは、安全保障理事会だけである。

国際連合(Wikipadia参照):第二次世界大戦を防ぐことができなかった国際連盟(1919年 - 1946年)の反省を踏まえ、アメリカ合衆国、イギリス、ソビエト連邦、中華民国などの連合国(the united nations)が中心となって設立した。主たる活動目的は、国際平和と安全の維持(安全保障)、経済・社会・文化などに関する国際協力の実現である。

単純に、「国際平和と安全の維持(安全保障)、経済・社会・文化などに関する国際協力の実現」を掲げて、再構築すべき。安全保障理事会は、一旦解散し、再構築する。(ここの妄想はぼやけて書けない・・・)

参加国による協議では、「少数意見も尊重する」姿勢を堅持する。「合意」が最高の決定権をもつ。合意を得るために必要な手段には、現在時点での科学技術の力を最大限に利用する。最終合意は、ニンゲンが行う。

合意には例外事項が含まれる。複雑な例外事項の集まりになるが、互いの例外事項の影響について、シミュレーションしながら諍いとなることを事前に避ける。科学技術の下、合意の実行結果をエビデンスとして履歴を積み上げ、それを事実として都度の議論を行う。(歴史認識の共通・共有化)

合意から恣意的に離反する加盟国・地域や加盟外の国・地域たいして、説明や主張を行う場を設ける。一方、合意を再討議して、その不合理な部位を洗い出し、世界の現状に一致するように合意形成を再構築する。

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この妄想は大枠すぎて、どうにも現実には成り得ないのだと思うんですけど、書きたくなりました。要諦は「国際平和と安全の維持のために、世界の合意形成を専門に行う機関」の新設。そのために、シンプルな会議体となってほしいと願っています。特に、「少数意見も尊重する」ということと「歴史認識の共通・共有化」です。

過去の "事実" に報復する戦争が絶えません。どうすれば、これを無くしていけるか。

「そこんところ、ヨロシク」と、広島出身の永ちゃんは、誰に投げかけるのでしょうか。わ、わたし?みんなでしょ?えっ、だれ?だれ?

#日経COMEMO #NIKKEI

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