誤解を生む「めんどらしい」は、消え去った

大分や四国での方言。「恥ずかしい、下品」などで使われますが、今、これを使うと、誤解されますね。

遠方から赴任してきた先生が「めんどらしい」を聞いて、怒ろうとしたけれど、様子が違うので踏みとどまったというエピソードを聞いたことがあります。

トラブルの原因になる方言は、他にもいくつかあったのでしょう。しかし、コミュニケーションを繰り返す度に使われなくなっていった。。。

標準語が何でも通じる世の中は、動作が素早く、それに追いつけないようでは生きていけません。ですが、地域特有の時間軸もあって、それ故の言葉の表現もあります。忙しい都会の生活で失った時間軸を再構築したい人には、失われた方言を探してみる旅が良いのかもしれません。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO28434230S8A320C1KNTP00/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?