ワクチンが行き渡った後の世界を妄想する

ワクチンが行き届くと、需要が勝って "借金してインフレ" になる気がする。それほどまでに、"辛抱から解放されたい" 思いが募っているのだろう。以降は、妄想。

***** それを見越して供給側も "借金してインフレ" に対応しようとする。"カネ余り" から初期は多くの企業がカネを調達できるので、どんどん未来の増益を夢見て突っ走る。

では、供給に協力した人々への報酬は実態として上がっていくのか。そうならない気がする。供給側の "辛抱の帳尻合わせ" が優先され、利益確保と蓄財へまずは動き出すからだ。

需要側は "報酬アップを見越した借金" が増えていく。どこかで供給側の報酬アップが実施されなければ、"希望ある借金" のみが増えていく。そして、政治的配慮で金利はそんなに上がらない。物価高は続き、借金で買い物をするしか方法が無くなる。

供給側の蓄財が目に見える形になったころ、政治的配慮で金利が急速に上がっていく。変動型の利子も上がっていく。各種税金も上がっていく。報酬アップのカーブは緩い。 *****

今までに経験をしたことのない急速に冷却する経済が見えてくる。「辛抱の爆発」から「解放の完全凍結」までの時間は如何ほどか。

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